日本酒は透明なものと思っていませんか!
水のように 無色透明 が普通だと思われていますが、
じつはちょっと違うのです。
搾った酒は、
薄~く黄味がかっているのです!
正確には、少し青みが利いた綺麗な黄色です。
この色合いを見るのに、
底に青の〇が描かれた利き猪口でチェックします。
しかしですね・・・
近頃のお酒は”利き猪口”の出番が少なく 透明なものが多いと感じています。
お酒には、
米から溶け出した旨み成分がたっぷり入っており、
更に熟成させることで 複雑味増した味の成分となり、色合いも琥珀色めいていくのです。
奥深い味わいが感じられる個性ある酒です。
これが いわゆる
⇒ スッピンの酒であります!
それでですね、この色を取るのに”活性炭”が使用されます。
活性炭には大小様々な無数の穴があり、
その大きさに応じて”色”だけでなく”香り”などの分子を吸着します。
大量に添加し”濾過”を行うと、きれいでスマートになっていきます。
これが
⇒ 化粧する。という所以なのです!
活性炭濾過を行うことで、
雑味が取れきれいになりますが同時にうま味成分も吸着してしまい、
色が無色透明になるくらい活性炭を添加すると、香りも味も抜けて結果的に旨みのないお酒になってしまうのです。
良質の原料酒米を使って適切な熟成した素性の良い酒には、大量の活性炭は必要ありませんが、質の悪い原料酒米で造られた雑味の多い酒の場合は、大量の活性炭で処理するということになります。
お酒の世界で化粧するとは
活性炭を通すという 隠語 になります。
濾過させるものとして
・”フィルター”濾過
・活性炭は主に”香り”
・雑味(タンニン)などは”柿渋”
・付着させて沈殿させる”アルギン”
※フィルター濾過
布や紙などのフィルターにお酒を通し微細な固形物を取り除く手法。
※柿渋
酒造り工程で醪を搾る酒袋の防水・補強や、清酒の濁りを取る清澄剤として濾過工程に利用されてきた伝統素材。
清澄剤やフィルターが主流ですが、一部で柿渋由来タンニン製剤が使われています。
※アルギン
褐藻などに含まれる多糖類で、食物繊維の一種。
一概には言えませんが
個性ある旨いお酒を飲むなら できるだけ
化粧されていないお酒がいいですね!
・・・乾杯!
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