20分後には42パーセント

1時間後には56パーセント

1日後には76パーセント

1週間後には77パーセント

1か月後には79パーセント


忘れてしまうというものです。


簡単に言えば、

『どのように行動したら覚えやすいか』

ということを教えてくれます。


これを子供達やご両親に伝えても、なかなかその通りにはやってくれません。

そりゃそうですよね。

この忘却曲線のこと自体を忘れてしまいますからね。


ですので、あまり生徒たちにやるようには言いません。


ただ、

エビングハウスの忘却曲線の理論はとても効果的だと思うので、

こちらが意図的にタイミングを計って宿題をやらせることで、

同様の動きを無意識のうちにやってもらっています。


また、

授業が複数回あれば、

授業の中でもこちらがタイミングを計ってやってもらっています。


この理論が少し厄介なところは、

この理論を実践していてもそれほど覚えた気がしない(実感が湧かない)ことです。


しばらくしてから、


あれ?

意外に覚えてるかも、、、


というような感じで効果が出てきます。


ここまで辛抱できると

自分の暗記方法として定着して、

良い流れになっていきます。


こういったところにも、

子供だけでなくご両親にも

(ご両親にも必要になってくるのが、中学受験の怖いところです)、


素直さ


謙虚さ


我慢強さ


が影響してきます。


受験が近づいてくると

焦る気持ちもわかるのですが、

その時こそぐっと堪えて、

一度立ち止まって冷静に判断して、

反復継続して効果が出るまでの時間も考えた上で、

このまま続けてやった方がいいのか、

やるべきことをガラッと変えた方がいいのか、

判断された方がいいと思います。


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