愛媛県大洲市にある青島(猫島)に行ってきた。

青島に行くには長浜港から出ているフェリーに乗る必要がある。

だがこのフェリー1日に2本しか出ていないらしく、時間も8:00と14:30の2本のみ。

予約もできず、1便で30人ほどしか乗れないらしい。

長く滞在するために8:00~を選択。

 

乗車券を買って、いざ出航

 

 

島に着くなりたくさんの猫たちがお出迎えをしてくれた。

餌やり場に乗客全員で向かう。


 

島民の方がキャットフードを目の前に出すと夢中で餌を食べ始めた。

小さい島で食料も限られているのだろう。

猫たちをよく見てみると風邪をひいていたり体の一部が膿んでしまっている猫がいた。

この島は楽園ではなく厳しい環境なのかもしれない。


 

餌を食べ終わるとみんなそれぞれの場所に散らばっていった。

海風にさらされてボサボサになったその背中はたくましく見えた。



 

島をぐるっと回ってみると人の気配がほとんどなかった。

一緒に来ていた乗客に聞いてみると、この島は島民が3人で猫が60匹暮らしているのだとか。

人が使わなくなった家屋は朽ち果てているものの、猫の住処になっていた。




 

足元のコンクリートを見てみるとかわいい猫の肉球がくっきり残っていた。


 

近くの猫の写真をパシャリ。

 







 

ぐるっと回り終わり、島の休憩所に入ると余った猫の餌を回収するボックスがあった。

お土産として持ってきたチュールをその中に入れる。

ボックスには手紙が貼ってあり、読んでみると猫を管理する島の方への感謝や観光客からの励ましの言葉があり、意外にも海外の方からの手紙が多かった。

読んでいるとなんだか涙が出てきそうになった。


 

この島はある時フッと消えてしまうのかもしれない。

かつては人口が900人いて、猫島として観光地だったときは猫も300匹ほどいたそう。

島民によると、今では観光客も少なくなってきて渡船会社も続けられなくなり無人島になるのは時間の問題だと。

猫に囲まれて楽しい時間ではあったけど、廃れていく様子を見ていると切なくなる、そんな島だった。