値上げ、値上げの中、いつまでこの価格なんだろう…と内心ずっと心配していたペヤングソースやきそば超大盛が値上がりしていた。6月1日からだったようである。コンビニどこでも税込250円を切る価格で約1000kcalという安さは少々バランスブレイカーだったため、税抜で250円(うちの近所のコンビニでは)という価格は、収まりの良いところと言えるだろう(個人の意見です)。


それではまだ値上げされていないっぽいAmazonで箱買いしておくか!となるかというと、そんなお金もないし、だいたい私にとってはトップバリュベストプライスの袋ラーメンがリニューアル(値上げ)したことの方がインパクトが大きいのである。(まあこれもそもそも安すぎた)



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今回はCDの感想を書こうと思うのですがCDなんてそもそも聴くこと自体がいつ以来でしょうか、sora tob sakanaの「sora tob sakana」を入手したとき


以来かもしれん。



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963は活動歴がとても長くて今では東京というか全国区のアイドルである。


ぴーぴること前田鮎花さんはsora tob sakanaと同時代を活躍しつつ今春に大学を卒業


され、相方の辻優衣さんも前田さんの5人目の相方として6年以上?なので、コンビ歴も相当になる。二人のやり取りはいつも楽しいし素晴らしいユニットだ。






そんな963のお二人の詳しい話は是非検索したりしていただければというところですが、二人ともミスマガジンに選ばれてるしけっこうテレビとかCMにも出てるし、それなのに「なぜ売れないのか?」みたいな問答をよくやっている


けれど、個人的には「なぜ新音源がサブスクリリースされないのか?」という気持ちである。



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と思っていたのですが、今回の3rdアルバム「mirror」は、そもそも「流通さんから1000枚無くなるまでインストアイベントやらせてもらえると約束を得て」制作に踏み切った経緯があるらしく


このほど無事1,000枚を完売


したのだが、まあストリーミングやサブスク全盛の現在、こういう昔ながら的な取り組みも悪くはないかもしれない。サブスクに流れを持って行かれているレコード屋さんも、インストアイベントとして場を提供するのと交換でCDの売上になるのなら、どこでもすぐでもライブができるアイドルと組むのは良い作戦だろう。聴く側としても身近なCDショップでライブを観られて歌が聴けるのだからありがたい限りだ。


あなたも963のCD買うなら

タワレコオンラインで



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とはいえせっかくの良い音楽が1,000枚を買った人にしか聴かれないのはファンとしては残念な事だ。もちろんレアなほど逆に価値が高まるという見方もできるので、私は1,000枚(1,000枚限定生産とは言ってないか…)のうち2枚を所持しているレアな人間として、その価値を自ら自慢することにより上げようという試みをしてみたい。という魂胆があるわけではそんなにないが、良い音楽と思ったのだからサブスクで聴けなくたって勝手な感想を述べても良いだろう。




これはエンタバアキバのリリイベの際のオンライン販売で入手したCDと2人のチェキと、一週間後の月見ル君思フで撮った前田鮎花さんと月のチェキ



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端的に申しますと4曲目の「コンステレーション」という曲が一番好きなので、ひたすらその感想を書くのですが、どんな曲かって、かっこよくてしっとりしているのだがオシャレな感じ…全く伝わらなかったと思うので、まずはこちらを聴いてみてほしい



曲を提供したバンドNelkoによるセルフカバーである。どうです?かっこよくてしっとりしているのだがオシャレな感じをご理解いただけただろうか。



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それを963の2人が歌うとこうなる(↓4曲目以外も聴いてみてね)




最初からこれを貼れやと思われたかもしれないが、やっぱり2人が歌うと違う趣になるというか、かっこよくてしっとりしている上で、華やかなしっとりというか、落ち着いているがストレートさや明るさもあるというか、色が変わって違う魅力が出ているのではなかろうか?


サウンド的にもイントロのベースの音から心地よく、歌唱はストレートで歌声も過剰にいじられることなく丁寧にされている感じがとても良いし、終盤の転調からの熱い展開は、私がインスタのストーリー上げるとしたらひたすらこの曲を使いたいと思うほどだ(InstagramやTikTokではBGMにできるっぽい)(やり方はわからない)



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これは私の勝手な音楽観なのですが、バンドのやる音楽の方が音楽としてソリッドかというと、アイドルが歌う音楽だってソリッドには違いないというか、むしろソリッドとも言えるだろという思いが個人的にあり、


たとえばケーキ屋さんのデコレーションケーキの方が美しいしケーキ屋さんだけが到達できる絶品な美味さがあるし菓子としてのクオリティはそれは高いと思いますが、手作りクッキーだって、珍しい味ではないかもしれないし素朴な見た目だし菓子としてのクオリティは別に普通でも、それはそれでオンリーワンだし菓子としてソリッドと言えるのではないか、


などと薄焼きクッキーのように甘くて軽やかな963のラップを聴いていると思うのだ、いやすいません、1曲目の「sugar love」に、高速なテンポに乗せてやたらとお菓子が出てくるので、つい頭の中が甘々になってしまったようだ、「sugar love」もNelkoの提供でとても好きです。他の曲もすごい難曲だったり色々あるので是非聴いてみてくださいね!タワレコオンラインとかで入手してくれ!



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そして今日のイベントUNDERPASSは963としては1,000枚完売記念ということで、コンステレーションをやるかはわかりませんが、アルバムの曲は何かやると思われるので、とりあえずライブで聴いてみるというのもいいのではないでしょうか、前田さん急用につき間に合わないかもしれないみたいですが、




とりあえず私はこれから出張に発つため確実に会場にはいませんので🥲、私に出くわしたくないという全国1名の読者のあなたもそこは安心してOK🙆



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まあ結論としては、多少値上げしたり、入手性が悪くなったって、身近にいて歌を歌ったりしていてくれることが何より有難い事なのである。

うーむ、やっぱり平日ライブにも行けるようになりたいぜ…



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以下公式のCD情報より


世の騒乱に翻弄され沢山の同士が去って行く中、アイドル活動自体がライフスタイルであることから「続ける」しか選択肢が無かった。メンバー両名がミスマガジン出身の超絶美少女二人組ユニットの963(くるみ)の3年振りのアルバムを発売!メンバーがジャケットデザインを担当。作家陣にハシダカズマ、前田拓也a.k.a Scarf、Nelko、福山タクを迎え、今までの枠を超えHIPHOPをベースにジャズ、シティポップ、ラテン、ハウス、変拍子などの要素を加え音楽的な幅を広げた今作。少し大人になった963の二人を映す鏡のように輝く世界を。