冬になると、生き物がいない(-_-;) と、思っている方が結構いるそうですが、冬でも成虫で越冬する、虫たちもかなりいます。
キチョウ
凍て蝶とも言われ、冬の俳句の季語にもなっています。キチョウと言う蝶が、キチョウとキタキチョウに別れました。とてもきれいなレモンイエローなので、暖かい地方の冬に、気温が上がると飛ぶこともあります。ちなみに東京で12月に飛んでいる姿を見かけたことがあります!!だから何??ていう話ですが・・・(-"-)
テングチョウ
下の写真のように、下唇ひげ(パルピ)が伸びていて、天狗の鼻のように見えるので、その名が付いた。
幼虫は、エノキを食べ成長する。低山地の雑木林に多く生息している。春先から飛び回ることもある。花
以外に、地面に泊まることも多い。裏翅は意外にきれいですが、表翅は地味です。
東京都の八国山に行ったとき、地面にテングチョウが止まっていいて、みんなで写真を撮っていたら、車
が来て、テングチョウ、逃げずにそのまま止まっていて、プチッて音がして・・・・遺影になってしまったこと
がありました・・・・(ー_ー)!!
クビキリギス
キリギリスの仲間で、口の周りの赤やオレンジ色が特徴。チスイバッタ(血吸いバッタ)と、恐ろしい名が
ついているが、血は勿論吸いません(^^♪
ただ、クビキリギスは、顎雑よく咬まれると、痛い!!!泣きたくなるぐらい痛い(・。・) 咬みつかれた時
に取ろうとして引っ張ると、首が切れても離さない・・だから、クビキリギス。肉食系なので捕食した相手
の首をいとも簡単に、食いちぎるから、クビキリギス。いずれにしても怖い昆虫ですかね(~o~)6月ごろか
らジージージーと低い声で鳴き始める。
最近、色素変化のピンク色の個体が増えてきている・・・何が影響しているのかなぁ~~~(?_?)
ヨコズナサシガメ
カメムシの仲間のほとんどが、成虫で越冬する。ヨコズナサシガメは、成虫になると赤い色が消え、体の
周りに白が出て来て黒と白の縞柄になり、それが横綱の化粧まわしに似ているのでこの名がついてい
る。彼らはサクラの木に集団で、押し競饅頭をしているみたいに、固まって越冬しているのですぐに見つ
かる・・・が、決して触らないでくださいね!!サシガメと言う由来は、下の写真のように、他の昆虫に吻
を刺して体液を吸い取るのです(゜_゜>) 刺されると、腫れ上がります!痛いです。ものすごく!!知り合
いが刺され、2時間ぐらい、腫れと痛みが消えなかったそうです。なので、触るな危険!!
ヨコズナカメムシ以外は、枯葉の下や、低木の茂みなどに上手く隠れているので、なかなか見つからないかもです。一番危険なのが、一番見つけやすいです(=^・・^=)
その他にも石の下などに、テントウムシの仲間たちが集団越冬しています。民家の戸袋の中には、カメムシが集団越冬しています。
この冬は、昆虫たちの越冬姿を観察してみてくださいヽ(^o^)丿






