○このブログは吃音症持ちの主(ぬし)が、吃音をより多くの人に知ってもらうために始めたものです。吃音症の苦労やディープな話を書いています。また、このブログは、あくまでも吃音症持ちである主の経験談など、主個人の意見や見解によって構成されているものなので、医学的根拠に基づいているわけではありません。

最近、月9の「ラヴソング」で吃音症(きつおんしょう)がちらほらと注目されているようで、世間に広く認知してもらえる嬉しさと、その反面、正しく理解してもらえるのかどうか等、複雑な気持ちです。

「ラヴソング」を見て、少しでも吃音症に興味を持ち、調べていた結果このブログにたどり着いたという方、単純に吃音症を調べていた結果このブログにたどり着いたという方、兎にも角にも、このブログを見つけてくれてありがとうございます:-)

このブログに限らず色々と読み聞きして、ぜひ、正しい知識を取り入れて欲しいと、主は切実に思います。

驚きなのが、月9の時間帯になるとアクセス数が伸びるということ!びっくり
ということで、久しく更新できなかったのですが、久しぶりに更新させて頂きますね!

前回の続きです。(クリックで飛べます)

前回、吃音症を持つ主達がどのように日々の話す機会をやり過ごしているのかを書きました。
(詳細を知りたい方は、お手数ですが前回のブログを読んで下さい、すいませんショボーン)

ただ、ざっくりと要所のみ取り上げますと…
吃音症をもつ私たちが日々、吃りそうになった場合、吃った場合、言葉が一切出てこない場合には「別の言葉を用いたり」「出てこない言葉の前に別の言葉を持ってくることでその場しのぎをしている、というようなことを書きました。
そして前回のブログの最後には、吃(ども)った場合や言葉が出ない場合でも
「どうにかやり過ごす方法があるのなら、別に苦しむ事もないんじゃないの?」
という客観的な疑問を書き、終わりました。

確かにその通りですよね。

ただ、そう簡単に上手く行くはずもないんですね、これが。
ということで今回のブログでは
①なぜ、吃(ども)った場合の回避方法があるのに、吃音症持ちの人たちは苦しんでいるのか

その延長線上で

②それが吃音症がなかなか理解されない理由になっている
ことについて書いていきます。

まず①について。
例えば、バカみたいな話なんですが、「可愛い」が言えない場合に「キュート」と言い換えるとします。

例:この犬かっ…かかわいいね⇒この犬キュートだね

こんな具合に言い換えてるわけなんですね。頭良いですね~。
この場合「可愛い」の「か」の字が出てこなくて「キュート」に言い換えたわけですが、これでも充分に意味は通じますよね。

上記の方法までであったなら、何てことはない苦労ですよね。ただ別の言葉に言い換えれば済む話ですから。

ただし、ここからが肝なんですね…。ショボーン

吃音症には「順応」というものがあります。(※医学的に正しい呼び方かどうかは分かりません。)
名前から何となく察しの付く方もいるかと思いますが、具体的にどういうものなのかと言うと…

言い換えに使っていた言葉の語頭や、その言葉自体が、使っているうちに出て来なくなってしまうことを言います。 

つまり、前述した「可愛い⇒キュート」の言い換えも、同じような文章の流れで使う場合には、いずれ

この犬き…きっキュートだね

という具合に吃ってしまうようになる可能性があるんですね。ただ、ここで誤解して欲しくないことが1つあります。

それは…

1度出なくなった言葉が、2度と出なくなる、あるいは一生涯その言葉を吃り続ける
ということではありません。

ここで、本日のテーマの2番目になってくるわけですね。
2番目のテーマは
②吃音症がなぜ、なかなか理解されないのかです。

こんなことを書くと、多くの吃音症持ちの方々から反感をかってしまいそうなのですが、吃音症を理解してもらうためにご了承ください。
それと言うのも、例えば、「1度発語できなくなった言葉が2度と出なくなる、あるいは、吃り続ける」のであれば、ああ、この人は吃音症なんだな、と分かりますよね。
しかし、上述したように、
1度出なくなった言葉が、2度と出なくなる、あるいは一生涯その言葉を吃り続ける
わけではないんですね。
昨日までは話せていた言葉が今日は出ない反対に、昨日まで散々吃っていた言葉が今日はスラスラと出てくる

そのため、自分が吃音症であることを報告しづらい、吃音症が広く認知されていないために説明もできない、第一、説明する際に言葉が出てこなくなってしまいそうで説明ができない、又は吃音症があまり理解されていないために吃音症であることを告白したらどんな目を向けられるか怖くて告白できない…等(吃音・負のスパイラルとでも命名しましょうか。えー)

挙げればキリはないのですが、あくまで私の思うところでは、このような理由がゆえに、広く表に「吃音症」というものが出てこないのだと思います。

立場こそあれ、周りの友人や先生、職場の人間などに、自身が吃音症であることを告白でき、そのことがすんなり受け入れられればどれだけ楽なことだろう
しかし、それが上手く行かないことが、吃音症の難しいところなのだろう。

そのために、主は、匿名でこそあるがこのような長々としたブログを書き、それが1人でも多くの方々に読まれることを願っています。照れ

次回は、
吃音症の主のこれまでの人生①(幼少期・吃音症と気づいてから)を書きたいと思います。
おそらく1週間後にアップします

暗い話になりがちなので、主の撮った写真をなんとなく貼っておきますね。笑
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