こーひーの丁寧なハナシ

こーひーの丁寧なハナシ

さかもとこーひーおゆみ野店店長(兼EC部門担当)の
週刊こーひーコラムです。

 

こんにちは。今週は夏休み明けの仕事始めが台風7号への対応でした。店・自宅ともに被害も無く土曜日から通常営業出来たのは何よりでしたが、16日に運送会社の集荷と営業所が休止した影響で商品の発送に遅れが出てしまい、ご不便ご迷惑をお掛け致しました。

 

夏休みの間は千葉の実家に墓参りと孫達の顔を見せに行ったり、千葉ニュータウンのコストコに行ったり、近所のプールに行ったりと、なんだかんだと動き回っていました。子供がいるとひとりでのんびりする時間は中々取れないですね。

 

あと数年もすると親と過ごすよりも友達と遊んだり部活やなんだと忙しく過ごす事の方が多くなっていくと思うので、今だけの時間を楽しんでおこうと思います。

 

ここ数年は台風や降雪の予報が出ると前日の段階で交通機関の計画運休が発表されたり、企業やお店も早い段階で臨時休業を発表するケースが多くなっています。

 

「電車が動いてる」→「職場に行ける」→「出勤したはいいけど帰れない」→「帰宅難民でごった返すターミナル駅周辺」

 

こうなる事態を回避する為の行政側からの「家にいろ!!」というメッセージが伝わってくるようです。

 

ちなみに当店はそういった予報が出てもとりあえずは「まずどうやって店に行くか」を考えます。店に行ってやるべき仕事や対応を全てした上で、早仕舞いするかどうかの判断をします。

 

「こんな酷い天気なのに頑張って営業してるうちって凄い!偉い!(だからお店に来て)」という気持ちよりも「開けられるならまず開けるのが当たり前」だからですね。

 

結果お客さんがゼロでも別に構わなくて(実際は何名かのご来店があったのですが)、臨時休業は最後の選択肢であるべきだと思っています。

 

まあ世の中では「働き方改革」や「ワークタイムバランス」という言葉が一般的になる位、働き過ぎは良くない的な風潮が多数派になりつつありますが、こと自営業に至っては会社勤めと違い、働いていない間に代わりに仕事をしてくれる人も、その間の収入の補償もありませんので、世間が休んでいる時でも仕事をしなければならないのが普通です。

 

なんでも自分の思い通りに出来る反面、なんでも自分が責任を負わなければいけないのが自営業。

 

好きな事を仕事にして、仕事以外の時間も充実して、収入も人並みにあって...。それらが全て叶えられるなら殆どの人が会社勤めではなく自営業を選択するでしょう。

 

しかし現実はそうではないので、やりたい事を仕事にして食っていくにはそれ相応の覚悟が必要になってきます。

 

2024年8月18日

坂本壮太

 

 

こんにちは。8月も前半が過ぎ、お盆休みシーズンに入ろうとしています。連日の猛暑に加え九州の地震の影響で心身共に休まらない日々が続いております。くれぐれもご自愛下さい。

 

当店は明日12日から15日までお盆休みとなります。例年通り子供達を連れて実家に帰って、あとは近場にお出かけする程度でのんびりと過ごしたいと思います。

 

今週は自宅の近所にある船橋市運動公園のプールに行ってきました。息子の身長が足りなくて出来なかったスライダー系の遊具が出来るようになったり、娘も怖がって入れなかった流れるプールに浮き輪付きで入れるようになったりと、去年からの成長を感じられました。

 

ちなみに僕自身は日焼け後のヒリヒリ感と、翌日に残った筋肉痛で己の体力の低下を実感させられました。

 

さて、8月はさかもとこーひーの創業月ということで、おかげさまで今年で31周年を迎える事ができました。

 

コロナ禍以降ここ数年でコーヒーを取り巻く環境が大きく変化した事もあり、当店も価格や量の見直しや販売する豆の選定、商品ラインナップの整理等、これまで原材料等の高騰に対し様々な対策を行ってまいりました。

 

特にコーヒーは昨今の物価高でもトップクラスの値上げ幅になっている事は、メディア等の報道でご存知の方もいらっしゃるかと思います。

 

それが生活必需品であれば渋々ながらも許容して頂けると思いますが、コーヒーのような嗜好品は中々そうはいきません。

 

「高級な、希少な、珍しい豆だから値上げしても買ってくれる筈」

「仕入れが上がってるんだからお客様も理解してくれる筈」

「値上げしたら買ってくれないんだから、素材のクオリティを落とすのも仕方ない」

 

こういった店側の驕りの気持ちは捨てないと

 

「こんなに高いなら飲まなくていいや」

「他の必要なものに出費が嵩んでコーヒーにそんなに出せない」

 

というように、真っ先に節約の対象になってしまうのが嗜好品の宿命でもあります。

 

そんな状況でもつい飲みたくなるような、他に替えの効かない魅力とそれを叶えるお値打ち感があって、はじめて日常的に楽しめる嗜好品となるのだと思います。

 

自店のお客様が求める商品クオリティと価格のバランスを保つ為に、これからの32年目も思案を巡らせていく事になるでしょう。

 

変わってはいけない本質的な魅力を守るために、時代の変化を柔軟に捉えつつ「こーひーのある豊かな日常」を提供出来るようにこれからも励んでまいりたいと思います。

 

2024年8月11日

坂本壮太

 

こんにちは。8月に入り、依然真夏の猛暑日が続いています。昔はお盆あたりを境に夕方や早朝の暑さが和らぎ秋の気配を感じる事もありましたが、今年の暑さは10月頃まで続くという予報も出ていました。適度な休息を取りながら長い夏を乗り越えていきましょう。

 

先日の定休日は毎年夏の恒例になっているグランピング体験に行ってきました。今回宿泊したのは千葉県富津にあるグランピング施設で、海風が心地良く設備も綺麗で大変満足でした。

 

子供達に夕食のバーベキューの準備を手伝ってもらったり、夜は花火をしたり、2日目は市原ぞうの国でぞうのショーを観たりと盛り沢山の内容でした。息子の夏休みはまだまだ続きますが、夏の思い出として記憶に残ってくれればいいなと思います。

 

折角木更津富津方面に向かったので、グランピング施設のある富津に行く前に木更津のアウトレットの向かいにあるムラサキスポーツに寄って、自分用のスケボーを買って組んで貰いました。

 

今までスケートやローラーブレード、スキーにスノーボードと、滑る系のスポーツは子供の頃に一応出来るようにはなったのですが、スケボーに関しては一切触れる事が無かったので、完全に経験値ゼロ状態からのスタートになります。

 

きっかけは少し前に息子がスケボーをやり始めた事で、練習中に息子に板を借りてちょっと乗ってみたらものの見事にすっ転び、それがなんとなく悔しかったのもきっかけのひとつです。

 

なんにせよここ数年趣味らしい趣味が無かったので、新しい事を始めるには丁度良いきっかけだなと思っています。

 

僕自身今年41歳の運動神経悪いおじさんなので現実と身の程は弁えているつもりです。オリンピックのスケートボード競技のような超絶美麗なプレーを出来るようになりたいとまでは思わないし、色々諸事情があってスポーツジムに通うのを頓挫した結果身体がなまりになまっているので、まずは怪我無く無理せず自分のペースでのんびりと続けていけたらいいなと思っています。

 

息子が自分の意思で興味を持ったものについて調べたりする機会が増えるので、自分としては自分の興味の範囲外のものにも触れる事ができるのが中々新鮮な気持ちになります。

 

ちなみに僕は何か新しい事を始める時は昔から形から入るタイプなので、前もって調べておいた知識と店員さんの話を聞いた結果、最初に想定していた予算よりも大分オーバーしたものが出来上がりました。物置の肥やしにならないように、時間を見つけて根気強くやっていこうと思います。

 

2024年8月4日

坂本壮太