先日 訪れた 本郷の地
15日に行って 振り返りたいところがあったので
また今日も行ってきた
本郷台地という高台の地
平地に住む私の憧れの地
そこは かつて 後の文豪が多く住んだ街
コンパクトな中に 起伏のある町並み
例えば 樋口一葉や谷崎潤一郎 坪内逍遥
石川啄木 宮沢賢治が 住んだ街
もう これだけで どれほどの 素晴らしい街か
分かる気がする
少し行けば 東大
昔の帝大
夏目漱石なども その街を歩いたかもしれない 本郷台地
今日 また その地を訪れた
そして 時代の波を 目の当たりにしてきた
・・・・・。
本で見た かつてそこにあったはずの 家屋は 壊され
情緒豊かなその景色は もはや 失われていた
呆然とした
先日 そのことに 気がつかなかったのは
そこが 工事現場になっていたから
そこが 写真で見たように 森のような様であったなら
気がついただろう
が しかし もう そこに その素晴らしい景色はなくなっていた
それをみて 仕方ないとは言え 悲しくて 悲しくて
どうしようもない気持ちになってしまった 自分がここにいる
戦後 70年 という 波は ものすごい大きな津波である・・・・・。
どんどん 昭和がなくなっていく
悲しい
仕方ないけど 寂しい