この度の震災、お見舞い申し上げます。

地震から10日がたちましたが、
テレビ等のニュースを見ると、
未だ災害の状況把握が困難であり、
災害の規模を感じるところです。

一部の地域の交通手段・通信手段が断たれていること、
津波のために港湾機能が麻痺していることは、
阪神大震災や新潟中越・中越沖地震の発生後の対応と異なる難しさを感じます。

原子力発電所の事故がクローズアップされ、
地震と津波の被害を見えにくくしているように思います。
福島県や宮城県内陸部の都市も結構被害があると聞きます。

今回の地震では、建物の被害は少ないという話も聞きますが、
ケンプラッツ の記事や写真をみると、
国民全体がこの地域のこれから10年の復興を真剣に考える必要があると思います。

ところで、私は原子力発電所について、「必要悪」と考えていました。
太陽光発電や風力発電、バイオマスなどの再生可能エネルギーは、
発電規模も小さく、コスト的、日本のエネルギー需要の面で考えて、
到底、エネルギーのベースには出来ないと考えていました。
また、原子力発電所は管理が行き届いた施設であるため、
地震や津波にも強い施設だと思っていました。

しかし、福島第一原子力発電所 での水素爆発とともに、
原発は「不要」と考えるようになりました。

無理です。やはり人間には、核分裂反応のエネルギーを操作できません。

原子力発電所の事態収拾のため、放射線の中、頑張っている発電所の職員の皆さん、
協力会社の皆さん、自衛隊・警察・東京消防庁・・・の皆さん、
本当にありがとうございます。

これから10年以上もかかる放射能との戦いになると思いますが、
原子力発電所の周辺地域の人が戻れるようになることを願っています。

原発は「不要」というのは簡単ですが、
地域から原子力発電所が無くなると、立地地域の産業はなくなります。
雇用問題も発生します。

日本には、北海道から九州まで発電所があります。
東京電力と関西電力は3か所、東北電力と九州電力は2か所、
北海道・中部・北陸・中国・四国電力は1か所、日本原子力発電は
2か所の原発があります。

一度にすべて停止することは、無理なことです。
また、太陽光発電への転換も難しい課題は多いと思います。
業態転換などを含め、社会構造やエネルギー消費構造を見直し、
新しい日本を作らなくてはならないと感じます。
農家で余った野菜や規格外品を無料でプレゼントする「タダヤサイドットコム」というサイトがオープンしたようです。


(1)タダヤサイをもらうには、初回に会員登録が必要(無料野菜で顧客を確保)

(2規格外のために廃棄処分をしていた、味は変わらない野菜を使って広告(無料の理由が明確。エコ感がある)

(3)消費者に「おいしさ」を理解してもらって、次回からは産地直送で販売(商売方法が消費者に分かりやすい)

といったビジネスモデルのようです。

食品を扱うネットビジネスでは、品質の確保が極めて重要です。

クーポンビジネスで有名な会社も、品質の悪い商品を扱った店のクーポンを売ってしまったばっかりに、新たなクーポンの契約や販売が低迷しているようです。

タダヤサイドットコムさんのホームページをみると、「発送当日に畑から採った野菜」と限定しているので、その辺で品質は確保するお考えだと思います。

また、東京近郊の農家から直接消費者へ配送できる地域に限定しているようなので、流通方法についても検討されているように思います。

農家の顔を見えるようにするため、どんなところで野菜を作っているのか、情報発信も大切でしょう。

消費者に分かりやすい、まさにネット時代によって成立するビジネスモデルです。頑張ってもらいたいと思います。

大手のスーパーが、RFIDなどの技術を使って、野菜の栽培情報やトレーサビリティの情報を可視化する方法を検討していましたが、私の住んでいる地域のスーパーでは見かけません。

タダヤサイドットコムさんは、どのような方法でトレーサビリティを確保していくのか、今後の展開を期待しています。

「野菜を無料で提供する」つながりで、化粧品や石鹸などの無料サンプルを専門に扱う「サンプル百貨店」というサイトの話をテレビで見たことがあります。


ネットビジネスはアイディア勝負ですね。