今朝、駅の改札を抜けた時点で、次の電車の出発まであと1分。


エスカレーターを上がり、ホームに着いた電車に乗り込むまで、ギリギリといった時間です。


でもふと、スラムダンクであったなら、1分の間に何度ゲームが逆転して、どれだけのドラマが展開するだろう…などと考えてみると、この残り1分でホームに向かう1歩1歩を冷静に踏み出すことが出来ました。


勿論、無事に間に合いました。



そんな今日の夜、尺がジャスト1分で指定されているナレーション原稿に出会いました。


パッと見、1分で読むにしては分量が多く見える。


自分が読み易い速度で読んだら間に合わなそうで、かと言って「急いで読みました」という読み方になってしまっては、何の面白みも無い。


けれど、1分で読むことを求められているということは、その1分間をナレーションとして成立させる答えがあるということです。


もし間に合わ無いのであれば、その原稿の内容について、何かを勘違いしている。


その何かを見つけることで、1分間は極めてドラマチックになる。


そんなことを考えた日でした。