夜、あたりは街灯の光と
たまに通る車の音がぽつりとこだまする
僕はそんな町で暮らしている。

都会で暮らしていた時期に、実家に帰ると、その閑散とあいまってか星空がひどく神秘的に感じられた。

この町に戻ってきて間もなく3年。
今はその光景も当たり前になりつつある。

この町には代名詞というものがない。
でも、そんな事は正直どうだっていい。

道なんかがあたらしくなったり、新築の家がたったり、新たな生命が誕生したり
この町も日々変わっていくけど

この町の匂いはそのままだ。
匂いだけは、そのままであってほしい。

きっと僕の中の故郷はこれからも変わらない。
あなたの故郷もきっとそうだと思うのだ。

なんとなく星空を見る日はきっとくるはずだ。