小学生のピアノ男子くん
彼は私が
くんココ
こうやって弾いてたけどちゃうで
ホンマはこうやで…
っと言うと
えっ?
ぼくこうやって弾いたで〜
えーーさっきちゃうこと弾いとったで
そんなん弾いてへん!
こうやって弾いてたぁあああああ!
そっか
ごめんごめん先生が聞き間違えたわ…
こんな感じだ。
自分でも間違ったことに気がつくのだが
引っ込みがつかなくなってしまうのだ。
なので
知らん顔して負けておく。
そして
テキストを順番に弾いてレッスンを進めていくなんて
全くもってムリだ。
自分が弾きたいことしかやらない。
けど
それでも音楽好きが伝わってくる
そこが彼のすごいところだ。
その彼が興奮気味に
連音(連合音楽会)があるから
(先生が)ピアノ弾ける人って言うから(ピアノのパートをできる人いない?って聞くので)
一応手あげた!
(何か弾いてって言われたので)
イントロだけでもええ?って聞いたら
イントロだけでもええって言うたから
(発表会で弾いた曲の)イントロだけ弾いた。
やったやん!
ほんで
(好きな)女の子から
「〇〇くんめっちゃピアノ上手いやん」
って言われて
脳みそ固まった。
そうなん!よかったやん〜
脳みそ固まったから
「あっ………そう…」だけしか言われへんかったねん
そうかぁ〜
そやけどピアノ続けててよかったなぁ
私は「男子」になったことがないからわからないけれど
男の子ってそんなもんなんや…
なんて単純な脳
わかりやすい脳
かわいいなぁ〜