前回は、私達の声の音源「声帯の鳴り」のお話でした。
今回は、その鳴った音を「響かせる」お話です。
ベル ベル ベル

ギター皆さん、アコースティックギターを思い浮かべて下さい。

ギターの弦を弾くと、弦が振動しますね。
この振動した音が、ギターの空洞内で反射して(響いて)音を増幅します。また、その材質や形によって音色がちがいます。

ニコ 犬 猫 イルカ ヒヨコ カエル

私達の「声」もこれに例えることが出来ます。

声帯で発した音を、響かせる空洞が私達の身体にもあります。口腔や鼻腔などです。

「あります」と言いましたが、特に口の中の空洞は、自分でつくる(開ける)必要があります。
音楽の時間に「口を開けなさい」と言われましたよね?

ただし口腔の前側よりも、奥の方を開けます。「アクビ」した時の感覚です。

口唇も適度に開いていることは大事ですが、あまり前を大きく開けすぎるとおーっ!、逆に奥が閉まってしまいます。


ウインク Let ' s  try !

口腔奥を開けたまま(アクビ喉)、口を閉じましょう。
真顔そのまま頭のてっぺんに向かって
「ンーーー」と音譜

次は真顔「ンー」したままで、ガーン口を開いてみましょう。

口腔内で響いた音が、口から勝手に出てくる感覚です。


ウインクあなたの楽器はどんな音符がしましたか!?