製品未登録 「アイコス 3」。アイコスホルダー(以下、ホルダー)の充電時間は約40 秒スピードアップ。連続で吸いたいユーザーにとってはうれしい進化だ。ポケットチャージャーのフル充電までの時間は約2時間で、充電をしながらの使用も可能だ。ホルダーの形状は、キャップがななめにハマるようになったこと以外、サイズ感は変わらないので、今までのユーザーは何も抵抗なく切り替えることができるだろう。 ポケットチャージャーは小型化され、随分とスリムになった。しかもフタが上オープン式ではなく、サイドオープン式に変わった。そして、従来はホルダーをしっかりボタン方向に前を向かせて挿入しなくてはならなかったが、「アイコス 3」では全方位対応のマグネット式ホルダーにより、どの向きでも挿し入れても収納・充電が可能に。地味な変化のようだが、使い勝手はかなりよくなる。ホルダーのななめキャップも地味だが、いくぶん開けやすくなった気がする。何より、従来機をシャツの胸ポケットに入れるとほかのものを入れる隙間はなくなったが、スリムな「アイコス 3」なら、ペンなどを一緒に入れることができる。さらに、すべての素材・設計を見直し、衝撃試験を重ねているというから、耐久性の向上にも期待できそうだ。 「アイコス 3」。サイズはポケットチャージャーが46.3(幅)×22.3(奥行)×114.7(高さ)mm、 ホルダーが14.4(直径)×92.3(高さ)mm。重さは合わせて125gとなる。すっきりとして、カラー次第では女性が持ってもより違和感の少ないデザインに変化した。 まずは「アイコス 3」を使用してみる。感動! というほどではないものの、ホルダーの出し入れは確かに簡単に、所作もスマートなった。マグネット付きで内部にホルダーをしっかりホールドしてくれるのは、落下の危険を防いでくれる。 ヒートアップ時間は「アイコス 3 マルチ」と共通の20秒。丈夫さ・耐久性に関しては使い続けていないので不明だ。肝心な味わいは「アイコス 2.4 Plus」ユーザーなら、あっけないほど同じだ。スリムになったホルダーも、「アイコス 3 マルチ」を見た後ではインパクトは少なめ。 タバコ葉は約200℃以上に加熱されることでニコチンが気化し始める(アイコスは300〜350℃で加熱)。その時に一部は焦げ付き、一部は加熱されないなどの加熱ムラが生じると、そのせいで途端に味が悪くなるのだが、タバコ葉の中心から加熱できる加熱ブレード式は、この加熱ムラが起こりにくいのだ。 ムラを押さえながら加熱できるアイコスが喫味を1番重くできるようになっているというわけだ。このしっかりとした喫味のまま、コンパクト化した「アイコス 3」は、今後の加熱式タバコの行く末を大きく変えるだろう。
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