すみません、秘密もなにもないのですが・・・。 | 僕にもできるかな

すみません、秘密もなにもないのですが・・・。

底の浅い知識なので恐縮ですが、何かの足しになればと書きます。


画像投稿機に出した絵の設定値は

半透明性を相対の0.02~0.04くらい。

単散乱が2.9

多重散乱が0.6

単反射サンプルが10

サンプル点再配置が0

くらいでした。

(単散乱と多重散乱は多分3.0と0.5にしようとして操作がラフでこんな数字になったような気がします)

えっと、それだけです。


この設定で改めてレンダリングしてみました。

時間がかかるので部分的にレンダリングしましたが、こんな感じになります。

トランスルーセントを効かせるといいなぁと自分で感じてるパーツです。


唇は光沢マップを入れてます。

バンプマップが使えないので光沢の形で凹凸を表現しようとしてますがちょっと無理があるようで。

上唇は光沢の位置ずれてるし・・・。


耳はポリゴンに引っ張られてテクスチャが伸びたような跡が見えますが

粗末なテクスチャをラフに使ってるせいです。ちなみにテクスチャはというと



これをちょっとコントラスト上げた程度のものですから、お粗末なもんです。

これでいきなり上の耳たぶとかが表現できちゃうのがCALLISTOの素敵なところです。




ついでに自分でCALLISTOやってみた感想をいろいろ書いておきます。


トランスルーセント設定は・・・

正直、あまり実用的じゃないと思いました。

トランスルーセントを有効にすると何種類かのマッピングは無効になります。

人の顔に適用する上で痛いのがバンプが効かなくなることでしょうか。

唇のシワもできなくなるので光沢だけで凹凸に見えるか試してみましたが

少なくとも私の作るテクスチャじゃ無理でした。


散乱光に赤みを持たせようとすると散乱光は赤みを帯びるのですが

透過した光が緑になってしまうので陰になるところが緑色になります。


人の顔には光が透過してほしいところと透過して欲しくないところがあるので

例えば厚くメイクする目元は透過しないはずだし鼻先は透明感あるはずだし。

なので、一つの形状に対して一つしか設定値がないトランスルーセントでは

レンダリング一発で人物の作品を完成させることはできないんじゃないかと思いました。


人の顔を半透明にするのはトランスルーセントじゃなくてSSSなんだなって思いました。

あれならマッピングが使えるので。


私の場合はテクスチャが粗末なので問題ないのですが

よく出来たテクスチャだとトランスルーセントで失われる良さがもったいなくて

だから耳とか鼻の穴、唇や歯とかに使う場所を限定したほうがいいのかもしれないと思ってます。


トランスルーセントの有と無とで同じアングルで出力しといて

レタッチで部分的にトランスルーセント使うっていうのが、今のところ一番面白い絵になると思ってます。


お役に立てれば幸いですが・・・。