アンゼルム・キーファー@ファーガスマカフリー(北青山)
2枚の作品展示を見ました。2枚ともヘビが中心に。ヨーロッパ的にはヘビは知恵・危険・変容の象徴(らしい)、日本的には知恵、変容、富の象徴。世界中で似たような役割なんですね。1枚は深い森というか湖というか。Lemminkäinen und die Schlangen「レンミンカイネンと蛇たち」(フィンランド神話)ギャラリーの担当の方はドイツの人、キーファーと同じ南ドイツの町の出身で。「出身地は本当にあの絵みたい(森な感じ)なところでした」だそうです。もう一枚は琳派っぽいところが素敵。和な空間に実に決まっている。Serpentine + anselm für E.T.A. Hoffmannその担当の方に「ちなみにこっちのお値段は?」「1億6000万円です。」さすがなお値段。庶民としては消費税込みなんだろうかなどというところが気になるが、消費税入ってないなら追加で1600万円とはこちらもさすがだ。キーファーの作品って「土」な感じがというか。粘土みたいな感じが漂っていて大地な感じがぷんぷんするのに加えて、タイトル含め「神話」とか「思想」とか「歴史」とかのメッセージ性強くて。その結果できあがるのは「暗くて重くて美しい」という何とも言えない強い作品群。そこが素敵。@ファーガスマカフリー東京2025年4月2日〜7月12日