今回の下落でボラティリティが上昇している。

それは、あたりまえ。

 

ターニングポイントと思われる1/26のFOMCを前に、気持ちOTMプットオプションIVが下げてきている。そしてコールはATMのIV>OTMのIVの状況がずっと続いていて、昨日のATMコールのIVが28をつけた。OTMのコールのIVは22前後に連れ高してきた。

 

 

そして日経VIも28.53まで上昇してきた。ヒストリカルボラティリティ(20日)は21と冷めた数値だ。。

 

このターニングポイント直前にATMのIVと日経VIが28で並んだ。

現時点での恐怖と将来的な恐怖が並んだ上にOTMプットのIVが低下した。

 

予測していない事態が突発しないかぎり、現時点の予測しうる恐怖を織り込んだのではないだろうか。

 

ATMコールオプションのIV28は滅多にお目にかかれない獲物である。

昨日、ATMのコールオプションを売りOTMコールオプションを買い&先物買いでデルタヘッジした。

 

ボラティリティの下落を狙う。

思ったよりも高いところで決まりそうだね。

 

1/6の大幅安を忘れたかのような昨日1/12の大陽線のおかげで、日経先物は一気に28,750円絡みまで戻ってしまった。

 

1/8からの三連休を前にした時のセンチメントが弱気すぎたし、ほぼ一般大衆は下へ備えたに違いない。

 

しかし日経オプションをトレードする身としては当然大きな下げへの備えはしてあったので、1/6に28,000円あたりまで下げてきたところで逆に上へのケアをしようと考えた。というか、そういう癖がついている。オプションでポジションを組んでいる人でないとわからないかもしれない。

 

まぁそんなことはどうでもいいが、明日SQは波乱なさそうで気を付けたいのは通過後である。

よくあるのがSQをおとなしく決めておいて、昼頃から仕掛けてくるパターンである。

気を抜いていると置いていかれる。

 

1/6の陰線を否定しない限り下への可能性は高いと思っている。

何が起爆剤になってもおかしくない相場環境にいると思っているので臆病なくらい慎重にポジションを取りたい。

 

 

 

 

がある、と昨年末に日経先物のボリンジャーバンドからは読めていた。

 

それが大発会の大幅高とは思わなかったし、それでは私のポジションにとっては不都合でもあった。

 

でも大発会の陽線はいい目印になった。

そのまま上昇してしまうのならただの陽線だが、その後に大幅下落があるならそれを知らせてくれる大切な道標だと。

 

案の定、やってくれましたね。

1/6の大陰線はハッキリと今後の下落を知らせるには十分な足でした。

ただ長過ぎる陰線なので連続下げで更に値幅を出すのは無理。

小さな足を入れつつその後ドカンと大きな陰線を入れに来るような気がします。

 

来週の頃合いも絶好です。

1月SQが金曜日にあるというタイミング。

 

主な外資系はプット28,000に売りポジションを建てているので業界ではSQは28,000円~29,000円の間で収めたいというコンセンサスがあるようです。

 

ですが、来週にそのプット28,000を大幅に買い戻して来たらどうなるでしょう。

NY市場の動向次第という他力本願ですが、可能性が無いとは言えません。

 

ボリンジャーバンドのエクスパンションはまだですが、1/6の大陰線はそのシグナルであり1/4の陽線がヘッドフェイクとなるだろうと読んでいます。

 

 

 

一つの有力なシナリオに基づいて日経平均株価は推移しているように思う。

 

7月末の大幅安を憶えているだろうか。

アノマリーとなっている月末安である。

先週の下値堅さを確かめるような動きから忘れてしまっているかもしれない。

 

先月末の日経先物の高安は27,93027,250であり、結局先週はそのレンジの呪縛から逃れることが出来なかった。

 

そこから今週の相場を読むと、一つのシナリオというか相場パターンが浮かび上がる。

 

日経先物は7月末の大陰線の高値27,930を上にブレイクするが、それは失敗に終わる。

つまり上方ブレイクは騙しとなり、今度は7月末大陰線の安値27,250に向かって走り出すことになる。

 

本日8/10(火)はまさに上方ブレイクした。が、終値を確認してブレイク失敗なのかどうかを確認すべき相場状態になっている。

 

今週の営業日数は4日しかなく、SQまでは残り2日しかない。

残り2日でどこまで下げられるのかは分からないが、7月末の大陰線の仲値は27,590円である。

 

このシナリオ通りなら8月SQ通過後の動きの方が面白くなるだろうな

 

チョイ波乱のSQだったかな。

 

今週に入って日経VIが急落して15ポイント台までつけてきたのには参ったし、腑に落ちなかった。

 

日経先物日足チャートを見れば明らかに下げを警戒しなければいけないと理解できるのに、この日経VIの急落という楽観ムードには違和感をおぼえた

 

このことから今日のSQに向けて逆に波乱を期待してもいいと思ったビックリマークニヒヒ

 

よって今週水曜日にショートストラングルを利確しておいて、日経先物の29,000以上28,000以下に仕掛けておいたレシオSPデビットSPに賭けることにした。

 

上々のSQ結果だった。

 

あとは日経VI先物のポジションをどこで外すかだ。

当初20.319.8で買ってしまって困っていたのだが、その後17前後でナンピン買いしておいたのが功を奏したウインク

 

来週水曜日が日経VI先物のSQなので自動精算してもいいが、日経先物が戻すと再度急落するかもしれない。ほどほどにしておこうと思う。

 

 

 

 

昨夜の日経先物はまさかの27,000円トライで27,130円を付けたところで終了。

そこから怒涛の切り替えし。朝起きたら27,715でナイトセッションを終えていた。

 

結局権利行使価格27,000円絡みのポジションはスプレッドを組んでいたのでチョイやられ。

同時に権利行使価格27,750円絡みのコールオプションでスプレッドを組んでおいたのに、これもインさせない力が働いて不発。

ソフトバンクファーストリテイリングの寄付値を見れば一目瞭然!?

 

別途先物のみで仕掛けておいたポジションも惨敗。

いいところなし滝汗

 

今後はメチャ高いIVを狙ったポジションで挽回しようかな。

今週の下落率はまだ10%くらい。

まだまだ普通の調整の域を出ない。

 

しかし明日はSQなので、もうワンチャンあるかもしれない。

 

SQ値で27,000円に絡んでくることに賭けてもいいのではないか!?

 

NY市場はまだ2日大きく下げただけだし、3連続しても何らおかしくない。

そうなったら明日のSQ値に大いに影響してくる。

 

OP権利行使価格27,250~27,000あたりでスプレッドを組めばヤラレても大したことないビックリマーク

 

日経平均株価の日足チャートは非常に悪くなってきた。コロナショック以降一番悪いチャート形状である。

 

対してNYダウもSP500もまだ普通の調整程度の日足チャートであることから、来週あたり一旦戻り相場を期待してもいいと思う。

 

よって明日のSQで下に突っ込めば買い向かってもいいかもしれない。

本格暴落はまだ先の話ではないだろうか。

あくまでも大暴落の根源はアメリカにあるから、来週からの戻りを確認してから下げ始めるのを待つのが妥当な線かな。

 

なんて言ってる間に日経平均株価は27,500円を割れてきた滝汗

OP権利行使価格27,250ならもう目の前である。

 

まさか今日行っちゃうの!?ゲッソリ

 

最近の露骨な仕掛けである。

 

手の混んだヤリ口だと、金曜日のナイトセッション大引けまで安くしておいて引けた後に急騰させてくることもある。

 

今日はその金曜日である。

まさに大幅安であるビックリマーク

先週はここまで安くなかったが、しっかり月曜日は高寄りしてきた。

 

来週月曜日もお約束通り大幅高するのであろうか!?

 

アメリカ10年債利回りが急上昇している怖い局面だからこそあえて買い持ちして月曜日の大幅高を狙うのか!?

 

私は逆だ。

更に売る。

そして来週月曜日をむかえよう。

 

どうするかは自分の判断を信じるしかない!!

 

日経平均株価が急上昇する中で27,000円も28,000円も29,000円もその過程で一度もそのラインを割れることはなかった。

しかし30,000円は2度も割れて、本日で3度目なのだ。

過去2回は30,000円を回復したが、3度目はどうなんだろうか!?

 

株式市場の天敵はまさに金利なのだということを軽く見てはいけないと思う。

 

 

NY株式市場はバイデン大統領就任を祝うように史上最高値をつけた。

 

先に首吊り線を出したこともあり違和感を覚える。

 

そう言えば、昨年日本でも同じようなことがあった。

 

菅総理誕生時の支持率である。

たしか70%を超える高支持率を叩き出していたはず。

 

今思えば、見事な寄り天だった。

ここに至ってはどこまで下がるのか心配な支持率である。

 

バイデン大統領就任日がNY株式市場の天井にならなければよいが。

今のところ小幅だが下げ続けている。

 

弱気を唱えていた投資家たちが、ここにきて白旗をあげてバブル相場を容認し始めている現実に危機感を覚えるのも良いのではないか。

 

 

1/8のNY株式市場はS&P500指数とナスダック指数が史上最高値をつけた。

 

日足ローソク足はやや長い下ヒゲの小さない陽線。これで上ヒゲが無ければ完璧だった。

 

高値圏の下ヒゲは強いように見えて必ずしも強いわけではない。

むしろ警戒すべきサインである。

 

この日の足を首吊り線と見るべきだろう。

 

1/8以降NY株式市場はピタリと上値を追うことができなくなった。

 

ただ昨日NY株式市場は若干のマイナスであったにもかかわらず値上がり銘柄数が2202で値下がり銘柄数は968ということで、個別では買い圧力は強かったのだ。

 

これを見るとすぐに急落ということはなさそうだが、後から見ると1/8が天井だったということになるかもしれない。

 

とは言え、衝撃に備える準備はしておかなければならないタイミングがきたと思う。