羅臼着、11時過ぎ。

市街地をちょっと離れたバス営業所へ。

本来は、道の駅辺りで降りて、ぶらつきながら食事などして、

13時20分のウトロ行きバスに乗りたいところ、ではあるのですが、

その辺からバスは無く、営業所からしか出ない、と言うことで、

一応の時間の心配等もあり、食事が必要なら、その近くで、と。

 

灰皿発見。一服。

思えば、根室からこちら、灰皿を初めて見ましたけれども。

中標津で喫わなかったか?さて。

 

時刻表を確認しに、待合室に。

壁に掲示されている時刻表を確認すると、

運行日が同時に掲載されていて、

10月3日で、それが終わっている、と。

へー。

今日は10月7日ですけれども?

 

慌てて、窓口のお姉さんに、

やってます?

やってないです。

ですよね。

 

さぁ、どうしよう。

と言うか。

山越えをどうにかするか、30Km。夜には着くかな…

どこかに戻って、別路線で斜里方向、ウトロへ…

 

ま、中標津に戻るバスしか無い、みたいです。

いや、その先の釧路まで行くのか。

ああ、これって、道内で一番長いって奴だなぁ、4時間とか専務が言っていたっけ。

そこから釧網線で2時間で斜里、か。

 

30Kmか、タクシーの料金体系とか、いまいち分からないけれども、

山の中で身ぐるみ剥がされて、置いて置かれるようなことは無いでしょう、って。

電話するのもちょっと憚られたのは、

2人体制でやっているので、とタクシー会社の連絡先に但し書きが。

市民の貴重な足をここで使って、他の急病人とかが、とか、思うものの、

こちらも背に腹は変えられませんので。

 

OKですよ、と軽い返事が来て5分、そのまま、ウトロへ。

ま、山道とは言え1時間も掛からないでしょう。昼なんかは行った先で。

 

運転手さんが根室出身と言うことで、何やら話も弾み。

赤潮が落石まで来てるみたいですね、とか、

越境通学はままある、と言うこととか、

甘太郎(居酒屋では無い)が好き、とか。

ちょうど一万円で、セブンイレブンの前あたりに。

 

と、言うわけで、お昼にしましょう。12時半ぐらい。

ちょろっと歩いて、ゴジラ岩。性器にしか見えない。

 

これがオロンコ岩かと、ネームバリュー的には思いますが、

オロンコ岩はこれの前にある、トンネルにブチ抜かれた岩で、こちらは三角岩。

 

お昼を、と思いながらも道々歩くものの、どうにも表示されている金額が…

観光地価格なのはしょうがないにせよ、

魚の丼に3000円とかはちょっと。

あまつさえ、道の駅ではざるそばが1枚1000円とか…

 

と、言うわけで、店も決められず、ホテルの方に登ったり…

※一部ホテルは、丘の上の温泉街にあります。

 一番高級なホテルは海にあります。はい。

 

ホテル側には飲食が全滅しており、ま、昼に人の居るところじゃないので、

しょうがない。

展望台から。

 

お腹も限界なので、荒磯料理と言うところで、850円のラーメン。シマエビ入。

 

遊覧船のオフィスがあったので、見てみると、営業は9月一杯、と書いてある。トラウマが。

入って聞いてみると、10月でも団体が居れば運行はする、と。

ちょっと安心。

でも、今日は波の関係で、航路半分で引き返してきた、とか。

明日は明日の風が吹くのでなんとも、と。

何とも心細い。

 

と、言った辺りで、ホテルに行って、チェックイン。

温泉浸かって、サッポロクラシックで一杯&一服。

日の暮れた頃に両親+1が来て、となりますが、

会話その他は、別日の記事にまとめてしまいましょう。

 

色々と、心が千千に乱れた初日となりました。