朝も、駅のアナウンスから。

トッキュウの札幌行きだそうで。0556。

 

一時間程、寝直して、朝食の時間。

お手洗いで顔を洗ってみると、まず手がむっくむくで。

顔を見てもむっくむく。

いや、酷い有様だ、と。

 

朝食は、ロビーで、軽食があって。

有名なホテルではあるものの、こんなモノか、と。
それでも両親は意外に満足げで。

帯広が酷かった、とか。

人口に比例して、朝食の質が下がると言う説。

 

ふと見回すと、紅毛碧眼と東洋人の男性カップルが目立つ他、

どうにも中国語っぽい言葉を話す人々が、

マスクをしていたり、居なかったり。

両親曰く、東南アジア系の客も多いから、そこまで観光に打撃は無い、と。

ニュースが言っていた、とか。

 

タクシーで道の駅まで。

吉永小百合先生の、ご挨拶VTRがお出迎えです。

オーロラ号。

結構な沖まで出ないと、氷も無いのでは、と思っていましたが、

意外と直ぐに、氷に突っ込んで行きまして。

割れた氷が、もんどり打って水の中に消えていきます。

その厚さも、数十センチから1メートルに至るものも、あったかも。

いやはや、見応えがありました。

 

私は甲板に出ませんでしたのが、室内から。

こんな感じでスズナリでした。

マスクをしたチャイニーズが多かったですかね。

していないチャイニーズも居ましたが。

どうなることやら。

 

航海の最後にアナウンスが来まして。

大きい氷にブチ当てるから揺れるよ、と。

いや、揺れましたね、大いに。
そんな楽しみも。
 
さて。
バスが来るのに、3時間あり。
中食を挟むにしても、時間が余る。
と、言うわけで、若干足元が不安ではありますが、
コインロッカーに荷物を詰めて、網走川の向こうにある、博物館へ。
 
足元が凍っていたり、小雪がちらついたりもしましたが、
問題無く。
モヨロ貝塚館。
つまり、13世紀ぐらいまで居た、オホーツク文化人、の施設になります。
こんな感じで、クマを祀ったりもしていて、アイヌ民との関連性もかくや、と言う話。
お母様からは、オホーツク人の復元模型を見て、何人かしらね?とか。
モンゴル高原風な容貌ですね、と私。
網走市の立体模型図を見て、何でこんなに丘があるの?と。
河岸段丘なんでしょう、と私。
知識の無いタモリみたいになっていましたね、母は。
 
道の駅に戻り。
母親なんてのは、売店でパンと牛乳を買ってきて、それを食べ。
父は素そば。私も素うどん。
観光地価格に徹底的に抗っているのか、
それとも、夜はバイキングであると言っているので、それに向かっているのか。
 
バス。
時間はともかく、駐車場に観光バスが目白押しで、
どこで乗ったものかな、と。
ホテルに電話して確認。
HPに載っているのと、全然場所が違うけど?
ま、乗る場所は伝えているので、呼びに来たかも知れませんが。
 
網走からは、5人乗車。うち、家族で3人。

キャンセルが出たのか、こう言う路線なのか。

 
バスは、凍結した網走湖を右手に。
美幌町から、北見の方へ。
見ると、お父さんがうんうん唸っていて、携帯を片手に。
何をしているのか、後で聞いてみると、
北見廻りなんて、随分遠回りだな、と。
全く同じことを考えておりました。
 
この前テレビで見た、道の駅相生の、クマヤキ。
何これ?とお母様が聞くと、
鯛焼きです、と。
 
身も蓋もない。