2日目のまとめ、です。
 
5時なんかに起きても、流石に誰も遊んでくれませんから、
喫煙所を外に見つけて、一服やり。
共用の便所に入ると、盛大に痰なんか切っている奴が居て、
本能的に、嫌いだわー、と思っていると、
それを植え付けた主で。
嫌いなヤツの嫌いな行動は、倍、嫌いになります。
 
便所から出て、喫煙所に戻って、本なんか読んでいると、
後ろを通って、どこかに消えました。
 
寝て、起きて。
どうすんのかな今日、と思いながら、りうぼうの辺に、沖縄そばを食べに行き、
戻ってみると、兄貴は消えていきました。
 
お昼過ぎ。
お嬢様方もようよう起き出して。
首里城の方向に行くようで。
 
まずは、と。
一家で。とは言っても、第2世代は私しかいませんが、
ホテルの通りの沖縄そば屋に行きました。
食べログとかで、評価の高いところのようですが。
ま、ウチの家族以外は、日本語喋って無かったですかね。
 
そうですね。
沖縄そばナンテのは、バリエーションも無いのが一般的ですが、
このお店は、普通の麺と、フーチバー(よもぎ)麺の2種類、あるそうで。
ま、それぐらいしか無いのですが。
 
よもぎ麺と、オリオン頼んで。
親には嫌な顔をされ。
トッピングとしてタッパーに盛られてきたフーチバーも、丼の中に掴み入れ、
凡庸であることは幸せである、と言うメッセージですね。
当然、孫どもにも、変な顔されますね。
 
当然、フーチバーの味しかしませんでしたよ、
繰り返しますが、
フーチバー麺に、フーチバー入れて、合間にフーチバーをツマミに、オリオン呑んでますから。
 
タクシーに分乗して、首里城へ。
まずは、玉陵(たまうどぅん)と言う、尚家のお墓へ。
首里城の脇にあります。
 
資料館が併設されていましたが、
当然のように孫どもは興味を示さず。
ま、田舎の王様の墓、ですから、畢竟。
副葬品とかも、、、あったような無かったような。
 
で、館を出るタイミングで、スコールが。
これは困りましたね、となりましたが、
玉陵自体は近いので、一旦資料館で傘を借りて見に行こうと。
はい持っていって、と、あるだけ回したら、私の分の傘はありませんでした。
よしそれが南国のスコールであったとしても、濡れて参ろうの月形半平太スタイルなので、良いのですが、
残念ながら、誰も気に留めない感じ。
 

うどぅんの辺に入ると、雨は止みまして。
うどぅんの前には、祭壇の基壇があって「ゴミは持ち帰れ」と厳重警告があったのが、興味深く。
※祭壇と基壇の関係については、また後日
でもまぁ、石造りのお墓かな?と言うぐらいで。
 
そうですね。
下の娘が、敷砂に傘の頭で、「沖縄」と書いて、写真を撮っていました。
漢字を書けるんだなぁ、と、一瞬感慨深かったですが、
一行が引き上げるのを見た私に、それは、あっさりと、踏み消されました。
 
お墓の方に黙礼する背中に、殺意の視線は感じましたけれども、
齋の場って言うのは、そう言うことをするところでは無いのだよと、
言った所で理解できる筈も無いだろうし。
 
一人遅れて戻る道すがら、雨がまた強くなって。
ポンキチの長男が、傘に入るかと、振り向きましたが、
手で追い払って。
彼は一瞬笑っていましたが、私の方は暗澹たるまま。
 
首里城へ。
スコールの後、と言うことで、湿気も爆上がりですよね。
守礼門上がって、一番上のところ、言った頃には、私も大概疲れまして。
と言うか、先年に沖縄に来た時に入って見た、ので、今更感が強く。
皆さん入っていらっしゃい、と。
私はここで待ちますから、と。
 
その後1時間放置されるとは、この後思いませんからね。
 
強烈な日差しと、時折吹く風、スタンプ台に群がるヨソの子どもたちと、
放置されたスタンプを一々直しに来るオジサン、を、眺めながら。
ま、待たされまして。
 
人って、そんなに待っていると言ったところから動きませんから、
まぁ、動きませんよ。
まさか1時間後、守礼門に居る、とか言われるとは思いもよりませんでしたね。
はぁ。
 
まぁ、上の方から降りていって、ブルーシールとか売っているところを
守礼門に曲がると、一行が居まして…
お父さんがまた居ないとか、色々ありましたが。
まぁ、居て。
下の娘なんかは、フード被って、携帯見ているとか、そんな有様で。
熱いのと、直射日光のトレードオフなのでしょうかね。
 
これはちょっと可哀想だと、さっきの売店のところで涼みましょうと。
一行で行って。
私が一服している間に、場所取りの荷物が撤去されていたり、一騒動あったようではありますが、
金時だぜんざいだ、食べて。
ま、これがまた沖縄だから大きい、と言う話は置いて置きまして。
明日もあるし、夜もあるから、帰りましょうと。
帰りました。
 
帰りに乗ったタクシーの運転手さんに、
お昼のそば屋をけちょんけちょんに貶されると言う一幕。
通り道にあった山城まんじゅうと言うのを、変に推されて、お母さんが乗る一幕。
上の娘が、植生がハワイに似ている、と言って、
運転手さんはローカルの人ではあるけれども、ハワイは知らないので完全スルーされる一幕。
ま、色々ありました。
私が食べた、うりずんの前のそば屋は、それなりの評価を頂きましたが、
多分あの調子じゃ、あんまり食べたことないな、と感じたりとか、そんな。
 
ホテル。
お風呂。
一休み。
 
夜は、安里駅近くの居酒屋で。
ビールばっかり呑んでいましたが、家人が大量に頼み、
頼みの綱の長男がまた、食が細いのか全然食べる気配を見せないので、
イカスミの焼きそばなんかを大変食べさせられた記憶しかありません。
お姉さんがスク豆腐なんか頼んで、子供達に辛い、硬いと拒否される、
そんな素敵なやりとりも。
 
そうそう。
一応、旅程と言うか、昼の行動、夜の食事、と言うのは、
事前に共有されていて、ある程度分かっているのですが。
※ 時間までは決まっていない、のが、私を苛立たせる話ではあるものの。
 
明日はステーキ、沖縄と言えばステーキですから。
そしたら、お兄様が、お昼はステーキだったから、明日は良いや、と。
家族旅行って、何なんでしょうか?
 
居酒屋の前に、老犬が寝ていたので。
子どもたちをけしかけてみたり、哀れがってみたりしながら、
一行を先に帰して、私は栄町市場に繰り出すのですが、
それは別項を見ていただくことにしましょう。
 
多分この日。
ホテルでブログを触ろうとしていたら、
長女の方が、なにしてんのー?とやってきて、
ブログの名前を覚えられたり、
レイアウトをベティーちゃんにしたりしました。
 
ま、そんな感じです。