阿寒湖遊覧の船着き場には、猫ちゃんが居まして。

船会社のお兄さん曰く、

「温泉があるので、配水パイプが暖かい」

「飲食店、釣り人が魚をくれる」

「秋に産まれると、冬は越せない」

とのことでした。

まぁ、この子達は大丈夫な方、でしょう。

 

お母さんと思しき猫は、白い顔に鼻の辺りだけ黒い、シャム風な顔貌をしておりまして。

何の因果でこんな北へと。

湖なんか凍っちゃうのに。

 

さて。

このタイミングで、一番ライフライン的に堅いのが船、と言うのも

面白い話…と言うのはアレですが。

トイレが流せて、飲料水は買えて、あまつさえタバコも喫える。

 

ホテルの非常用電源はダウンしていますが、

船は自分で電気作れますから、ええ。

あと、ホテルの前にはローソンがあって、普通にやってましたけども。

 

ちょっと安心できたと言う話で。

 

イナゥ

また、アイヌ的であるもの。

興味のある方は詳細を

http://www.akankisen.com/exBoat1.html

 

一周90分弱、結構長い。

間で15分間、まりも展示観察センターに泊まります。

幼期において、まりもは非常に活発に動き回る植物で、

集合体を造り、それが波に揺すられ、丸くなると。

ただ、植物なので、真ん中の個体は光合成出来ないので、

自然、毬状の中身は空洞となり、最終的には、壊れて消えた、と。

阿寒湖の畔には、野口雨情の歌碑があります。

※ 壊れたまりもは本当は、再集結してまた丸くなります。

 

で。

景色の雄大さを筆舌を以て、と言うのもバカバカしいので。

と、言うか、殆ど寝てしまっていた、ので。