今日俺は夜からダンス練で。
入れ違いで、(名前)さんはシュキラに付き添いに行った。
…全然、いいんだけど。
…なに、みにひょんがいるから、付き添うわけ?
別にそういうわけじゃ、ないんだろうけど。
もう、なんか、そう思っちゃう。
あー、やだ、なんかやだ。
心が狭い俺にもむかつく。
…なにしてんだろ、(名前)さん。
EH「…まんねさん、なにかご不満でも?」
「…別に。なんでですか。」
EH「…さっきからずっと、殺気立った目で俺を鏡越しに見てるから、(汗)」
…振り付けを教えてるひょんを真剣に見つめてるつもりだったのに。
気づかないうちに、睨みつけていたようだ。
「…別に、なにもないです。俺ちょっとトイレ行ってきます。」
トイレ、と言う名の、ゲームタイム。(←)
落ち着かない時は、これが一番だ。
バッグからゲームを取り出して出て行く俺をひょん達は気づいてるけど、誰も止めようとはしない。
…俺が練習時間を割いてでもこうする時は、よっぽど集中できない時って事、知ってるから。
今日はちょっと、一ラウンドだけで終わらせよう。
これでも、俺の我儘でひょん達を待たせてるっていう自覚はある。
廊下で電源を入れ、もうベンチまで行く時間も面倒で、歩きながらすでに戦闘体制に入った。
…うわ、なんだこの怪物。
…かっけー(←)
がおーがおー言ってるでっかい怪物に、俺は二刀流で立ち向かう。
敵は目の前。
これは回り込んで急所にぐさ、って感じかな。
待ってましたと言うように、すたたた、画面の中の俺が勢いよく走る。
いけっ、ちょぎゅひょんっ!(←)
画面上の俺が怪物に飛び乗った時、視界の片隅に階段が見えた。
下りの階段。
そんな事、考えてる余裕、ない。(←)
完全に、俺の思考は二次元にぶっ飛んでて。
歩いてるのも、なんか、ほぼ感覚。
怪物の急所をようやく見つけて、よし、あとはぐさっ!
とか、ダッシュボタンを連打してたら。
「っうわっ、」
…俺の体ごと、ふわっと宙に浮いて。突然天地がひっくり返った。
