昨夜たまたま友達と話しててスルッと出てきた言葉、
「私の肩書きは20年(現在妊娠期含め19年半)子育てしていました。でも音楽は続けています。なんだよね。」
って。
1人目を産む時に成人したら復帰しよう、と考えてた。
計算では44歳。
3人目、となると 48歳。
その間、デビューもしていなければ、ファンが何十人と駆けつけてくれるわけでもない、大きなところで定期的に演奏しているわけでもない、アルバムがたくさん売れているわけでもない。
約20年子育てしながら葛藤の日々だったから、
この言葉がスルッと口から出た自分に驚いた。
長年自分になんて言い訳しようか考えてたのは何だったんだろう…。
子育て、家庭を守る必要があるから音楽出来ないと言いたくなかったけど、今思えば手放した方が勿論楽だった。
今は確実に子育てをしてきた約20年が誇らしく、自慢したいくらいの肩書きです。
子育てしながら、女としての生き方を模索しながらきたからこそ出来た歌を、これから大事に歌っていきます。
あ、でも自分の心にしっかり刻んでおきたいのは、子供達は成人したら親の役目は終わりではないってこと。
彼等が大人になってから、私が親として足りなかったところが宿題として残されているはず。
そして、きっとその頃にはまた今とは違う歌を作っていると思う。
気心の知れた友達と話すことで
思わぬ確信を得られた、という昨夜のおはなし。