良く薬は飲まないほうがいいのかと聞かれます。

薬は副作用があるからとか、薬では治す事が出来ないからだと言われます。

結論から言うと、薬は絶対に止めてはいけません。

薬は確かに副作用があります。

しかし重大な副作用は別ですが、薬を飲まなかった事による害の方が全然大きいのではないでしょうか。

また薬だけで治す事は出来ないかもしれませんが、少なくとも薬は治る環境を整える大切な一助になります。

心の病は何よりも環境を整える事が大切なんです。

薬とは飛行機で例えれば滑走路のようなものです。

一部の垂直離着陸機以外はほとんどの飛行機は滑走路は必要ですよね。

飛行機は滑走路を走らないと飛べないんです。

ただ人によってその滑走路の長さがある人は100m、ある人は300m、1kmや10kmの人もいるかもしれません。

しかし滑走路を走っていれば、いつの日か飛び立てる日が来るんです。

その飛びたてる日が来るまで滑走路を走り続けなければならないんですよ。

ですから薬は絶対に止めてはいけないんです。

少なくとも私は自分の判断で途中で薬を止めて治った人を知りません・・・。

 

 

 

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実は引きこもりの人の中で、統合失調症が見落とされている人がけっこういます。

統合失調症は精神疾患の中でも極めて難しいものなので、絶対に専門医にかからなければなりません。

しかし初期の症状を見落としてそのまま月日が経過してしまうと、病院に行く事を拒否するようになってしまうのです。

こうなってしまっては家族の力だけではどうにもなりません。

基本的には強制入院させるしか方法がないのです。

しかし症状が軽くなって退院してきても簡単に治るわけではないので、通院しながら治療していく事になるのですが、薬を服用し続ける事と、あとはやはり環境が何よりも大切になってきます。

では良い環境とはどういうものでしょう。

まずあれしろこれしろと言わない事です。

そしてやはり愛情をかけてやる事が何よりも大切なんです。

人間とは愛情がとても必要な悲しい弱い生き物なんですよ。

そして愛情とは口先だけでは分かりません。

肌の触れ合いがあって、初めて実感出来るものなんです。

何も言わなくても肌の触れ合いがあれば愛情は実感出来ます。

特にお母さんが子供に触れ合う時には、お母さんの肌からは愛情という気が流れているからなんです。

本当は気の正体は愛なんですけどね・・・。

 

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拒食症の症状が治まった後、多くの人がその後遺症に苦しんでいます。

拒食症そのものが強迫障害の一形態なので、ほとんどの人は違う形での強迫障害になってしまうんです。

とりあえず命の危険は去りますが、別の苦しみが待っているわけです。

拒食症も強迫障害ももちろん薬の服用は必須ですが、それだけではなかなか先には進めません。

ではご両親はどのように接したらいいのでしょう。

・・・この時も同じなんです。

まず絶対にああしろ、こうしろと言ってはいけません。

最も大切な事はまず温かく見守っていくという事なんです。

そして分かりやすい愛情をしめしてあげる事なんですよ。

その時に多くのお金は使ってはいけません。

それは必ずしも愛情とは呼べないんです。

使う金額はわずかの方が分かりやすいんです。

さらにもし出来るならば、出来るだけ肌のふれあいを持つ事です。

人間は口では愛情が実感しにくいんです。

100の言葉よりも1回の肌のふれあいの方が大切なんです。

そして人間は愛情を実感すると心から安心するんですね。

拒食症は愛情飢餓が原因なので、何よりも愛情を感じる事が治癒への一番の近道なんですからね。

 

 

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拒食症は命にかかわる恐ろしい症状です。

今は行動療法をする事で比較的命だけは何とか助けられる事も多いのですが、それでも10年後の死亡率は10%もあります。

そのほとんどは自殺です・・・。

完治したと言える人はわずか2割程度で、5割くらいの人は何がしかの症状を残し、3割くらいの人は治りません。

行動療法ではとりあえず命を守る事しか出来ないからです。

ではどうしたらいいのでしょうか。

それは拒食症の原因に働きかけるしかないのです。

拒食症の原因・・・これもやはり幼児期の親の愛情不足、それも母親の愛情不足が原因なのです。

ほとんどのご両親はそんな事はない、十分愛情をかけたと言うかもしれません。

しかし愛情とはお金や物ではないのです。

お子さんに伝わらなければ愛情とはいえないんですよね。

では大きくなったわが子にはもう手遅れなのでしょうか。

いいえ、まだまだやる手はあります。

愛情をかけた子育てのやり直しをすればいいのです。

子育てとは子供を育てるだけではないんです。

子供にも育てられてもいるんですよ。

その事を忘れないで下さい。

人間とは愛情がなければ生きていけない生き物なんですからね。

 

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今、日本でひきこもりやニートは50万人とも100万人とも言われています。

ひきこもりの人たちはただサボっている人たちで、今の生活が楽しいのだと思っている人たちはとんでもない思い違いをしています。

楽しければ暴れたりはしませんよね。

苦しくて、辛くて、情けなくて、悲しいから暴れるのです。

その人たちを無理やり共同生活をさせたり、ハローワークに連れて行っても何の解決にもなりません。

ひきこもりの人たちはそれ以外生きるすべがないので、そうせざるえないからなんです。

ではなぜひきこもる以外生きるすべがなくなっているのでしょう。

それは・・・幼少期のご両親の愛情が足りなかったからなんです・・・。

愛情は目には見えません。

もちろんお金では買えません。

しかし人間は幼少期にご両親の愛情が足りないと、大人になれない生き物なんです。

人間とは悲しい生き物ですね。

もちろんほとんどのご両親はちゃんと愛情をかけたと言うと思います。

しかし愛情とはそれを受け取る子供が愛情を感じなければ意味がないものなんです。

つまりひきこもりの人たちを抱えているご両親自身が愛情の学びなおしをしなければ、決してひきこもりの解決には至らないという事なんですよ。

いや、それでも私は子供を愛している・・・たいていの人はそう言います。

言い方を変えれば愛情の表現の仕方が違っているんです。

その間違った愛情表現を直さなければ、ひきこもりの解決は出来ません。

ひきこもりだけではなく、摂食障害なども愛情表現の違いが原因で起こっています。

どちらも幼児期の愛情不足で起こっている症状ですが、ご両親の考え方を変えてまた愛情表現の学び直しをしていけば、けっして直らない症状ではないんです。

絶望したり諦めるのは早いです。