こんばんは。副院長の斎藤秀也です![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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前回の続きになります。
歯の根が折れると基本的には抜歯になります。
これは教科書でも国家試験でも同じことで、歯の根が折れる(正確には縦破折と言います)と抜歯ということになります。
しかし今では画期的な治療法もあります。
それが「破折歯接着治療」です。
割れた歯を「スーパーボンド」と言う医療用の接着剤でくっつけるという方法で
東京の眞坂先生という方が考案し、現在、北海道大学の菅谷先生という方が最前線で研究されています。
必ず治る!というわけではありませんが、この治療法によって今まで抜かなくてはいけなかった多くの歯が残せるようになってきています![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
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僕自身、菅谷先生の医局に在籍していたので、破折歯接着治療に興味があり、セミナーで学ぶことになりました。
それから破折歯接着治療を行うようになっていたのですが
先日!
破折歯接着治療の考案者である眞坂先生のセミナーを受ける機会がありました!
これがその時の写真です。
認定証も頂きました![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
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よく、抜いたらインプラントにすれば良い言われる先生も多いですが
日本人は欧米人に比べ骨の厚みも薄いので、欧米人ほどにインプラントに適しているとは言えないと思います。
もちろんインプラントそのものはすごく良い治療であると思います。
でもまずは「自分の歯を最後まで使う」ことが大事だと思います。
接着治療や移植をして、それがダメになってからでもインプラントは遅くないです。
当院では、全ての歯を総合的に診る治療をしているので、
親知らず1つ抜くにしても、
「将来的に移植に使えそうか?」
「移植が必要になりそうな(状態の悪い)歯はないか?」
など10年、20年後を総合的に考えた治療を行っております。
奥歯をどうしても抜かなくてはいけないという患者さんで親知らずを数ヶ月前に抜いてしまった方・・・。
親知らずを残していれば移植できたかもしれないのに・・・と残念でしょうがありません。
次回からは当院で行っている、治療について写真付きで紹介していきたい思います。
お楽しみに。