２０１５年９月２１日（月） 晴れ
歩いているときはよいのだが、休んだあと立ち上がる時の脚の痛みは格別です。
殺生ヒュッテでもあまり眠れませんでしたが、３時過ぎくらいから皆さんのそのそと動き出します。
脚の痛みは全く治まりませんが私も行動開始です。
４：１８ 殺生ヒュッテを後にします。
まず殺生ヒュッテから槍ヶ岳山荘まで行くのですが２通りの道があります。
一旦下るのが嫌なので近道と思っていた東鎌尾根に出てみます。
尾根まで登り詰めて、槍ヶ岳の方向に歩いているとだんだん道が細くなってきます。
真っ暗で誰も歩いてません、ここ危険なんだろうか？？
風も出て来て怖くなり、座りこみます。
↓４：３７ 座り込んだ場所で朝焼けが始まりそうです。
真っ暗なのがよかったのか、切れ落ちたところがよく見えません。
怖かったが何とか槍ヶ岳山荘の近くまできました。
↓４：５７ ザックをデポして登り始めます。
↓５：０７ やや渋滞していて進みが悪い、下には槍ヶ岳山荘
↓５：０７ 今日は昨日より少ないとのことです。
↓こちらは南峰や穂高連峰
↓途中富士山が見えて感動！
↓一番上のハシゴを登れば山頂です。
↓５：２８ 山頂に上がりました。
↓穂高連峰が赤く染まってきました。
↓山頂にはこれくらい人がいます。
↓山頂からの景色１
↓山頂からの景色２
↓山頂からの景色３
↓山頂からの景色４ 富士山見えます。
↓山頂からの景色５ 富士山ズーム
↓５：３２ 出ました！ みんなから歓声の声が！
↓山頂標識もゲット ３１８０ｍ
↓５：３３ ご来光２ ここまで！
↓振り返ると影槍が！
↓もひとつ影槍
↓ズーム影槍
↓槍ヶ岳山荘に入ります。
↓カップラーメン４００円
↓６：１８ 槍ヶ岳を見て新穂高温泉へ下山します。
↓あと14.4kmもあるのね。
↓キャンプ場を過ぎたらすぐに飛騨乗越
↓ここでさよなら槍ヶ岳
↓６：５６ 千丈乗越
↓７：２９ 森林が増えてきましたが、道はよくない。
↓７：４６ 槍平山荘着 ここでジュース２本
↓チビ谷 なぜこんな名前なのか？
↓これは誰の何だろう？
↓堰堤のような砂防ダムのような？？
↓９：１０ 白出沢着
↓ここで水飲み休憩
↓９：１６ 白出沢発
↓黒牛がいました。
↓穂高平小屋
↓新穂高温泉に近づいてきた
↓ロ―プウェイ
↓９：５９ その先の温泉で終了 白出沢から４３分経過 NG
↓新穂高登山指導センター ここで登山届を出すようです。
ここからではなく、始発のロープウェイのところからバスに乗って高山まで行きます。11:46発だったかな。
予定より２時間早く高山について市内をぶらぶらします。
高山から名古屋行きのバスがなんと１時間40分遅れ
予約していた時間（19:23）の新幹線に乗れず、最終の新幹線（20:33）に乗って、博多には24時前に到着しました。
とても疲れましたが、凄く楽しい遠征でした。
赤が今回の軌跡です。
殺生ヒュッテ～槍ヶ岳～槍ヶ岳山荘
===============================
槍ヶ岳：１時間２９分（徒歩 １時間）
殺生ヒュッテ （０４：１８）→３９分
槍ヶ岳登山口 （０４：５７）→３１分
槍ヶ岳登頂 （０５：２８）
槍ヶ岳下山 （０５：３７）→２０分
槍ヶ岳山荘 （０５：５７）
===============================
槍ヶ岳山荘～新穂高温泉
===============================
下り：３時間４１分（徒歩 ３時間２８分）
槍ヶ岳山荘 （０６：１８）→３８分
千丈乗越 （０６：５６）→５０分
槍平山荘着 （０７：４６）
槍平山荘発 （０７：５３）→７７分
白出沢着 （０９：１０）
白出沢発 （０９：１６）→４３分
新穂高温泉 （０９：５９）
===============================
同行者： 単独
[総 時 間] ５時間４１分
[総歩行時間] ４時間２８分
[総歩行距離] １８．５キロ（YAMAP）
[累積 標高] ３００ｍくらい
===============================
===============================
TOTAL
[総 時 間] ４４時間２８分
[総歩行時間] １６時間５４分
[総歩行距離] ５９．４キロ
[累積 標高] ３６６３ｍくらい
===============================
【感想】
１．北アルプスと言えば槍ヶ岳、その山容に圧倒された。
２．予想よりも朝駆けする人は少なく山頂でご来光を見れたのは幸いだった。
３．槍の朝駆け成功は遠征の成功を意味し、ここまで来た甲斐があった。
※靴：Columbia SABER LOW
◎トレッキングシューズ
△トレランシューズ
×ジョギングシューズ
※ストック -- なし
登り：あった方がよいでしょう。
下り：あった方がよいでしょう。
★博多からの交通費、宿泊代、飲食代の経費明細
◇宿泊代もテント泊だと1000円くらい？
[遠征メモ]
今回の遠征でその山容の偉大さや景観の素晴らしさを体感できたことは忘れらない想い出となるだろう。
山歩きを始めた頃はアルプスに行くなんて思ってもいなかった。
山歩きに慣れてくると次第に今よりレベルの高い山を目指すようになる。
北アルプスはこれまでで最高の難度と思っていた。
しかし九州においても、祖母傾や大崩山もそれなりに険しい山である。
これまでの経験から、アルプスを歩くくらい何でもないと思うようになっていた。
実際に行ってみて、季節と天候がよかったので山頂を目指すことは私にとって難しいことではなかった。
また行きたいかと尋ねられたら、もちろんまた行きたいと言うだろう。
しかし頻繁に行きたいというわけではなくて、宝満山や九重に行く方が楽しいと思える。
それは私が登山というより森の中の山歩きが好きだからであり、そんなことを再認識した遠征だったような気がする。