2015年4月24日(土) 晴れ

先週登れなかったことがずっと心残りでした。
例によって行きたい気持ちを抑えられません。
金曜日の深夜に宮崎へ移動します。
土曜日3時過ぎに道の駅宇目に到着し車中泊ですがあまり眠れません。
祝子川の登山口には8時前に到着します。
すでに車は20台くらい、昨年の連休に比べるとかなり少ないです。
あまり寒くなくて、インナーと長袖シャツで大丈夫です。

7:55 大崩山登山口  
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8:10 気持ちよい道を歩いて大崩山荘のところです。 
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↓これ左に曲がったような気がします。 ワク塚コースは三里河原が正解でしょう。
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8:22 よく気がつかないうちに軌道修正していたようで祝子川徒渉ポイント
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   ↓徒渉時に見えた○ダキ
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↓8:35 小さなタキにも癒されます。
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↓8:43 この案内の袖ダキへ  ここからの坂が半端じゃないです。
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   ↓8:46 出ました、最初のハシゴ
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   恐ろしいほどの急坂の連続です。
  
↓8:59 こちらにも行きましたが、展望はまぁよいが道はなさそう。
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9:11 袖ダキ展望所 
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袖ダキ展望所からの景色
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袖ダキ展望所より  下ワク塚です。 絶景に圧倒されます。
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袖ダキ展望所 アケボノツツジも間近で見れます。
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↓少し先でアケボノアップ
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この標高では散っているアケボノもありますが満開見頃だと思います。
 
9:33 ここが中ワク塚かな? 下ワク塚かな? いまだにわかりません。
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↓たぶん中ワク塚?から  やっぱりここは下かな~
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中ワク塚?付近のアケボノツツジ  まだつぼみもあります。
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↓中ワクの先、どこか岩の上に上がって上ワク塚が見えました。
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ここから一旦下って、先行する二人を追いかけていると、迷いました。
道のないところを上り返します。
 
↓満開のアケボノ
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↓可愛らしいアケボノ
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10:12 上ワク塚付近のアケボノイメージ 21
 
10:16 りんどうの丘分岐イメージ 22
ここでパンを食べて休憩です、その後はもちろん山頂を目指します。
 
↓ここからはこんな道が多いです、祖母山系でよく見る感じでしょうか。
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ブナかな?
 
10:48 大崩山山頂 1644m イメージ 24
山頂ではお二人が休憩中
私もここで少し休憩します。 
1L持ってきた飲料がなくなりかけています。(あと500mlは必要)
象岩トラバースが怖いという意識が残っていて、最初は二枚ダキコースで下山する予定でしたが、気がかわって前回同様、坊主尾根で下ることにします。
 
11:22 りんどうの丘着 イメージ 25
 
りんどうの丘からの景色
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りんどうの丘からの景色
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りんどうの丘のアケボノつぼみ
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りんどうの丘では咲いているアケボノもたくさんあります。
連休はこのつぼみが満開になるのでしょうか??

途中で給水できました、少し戸惑うくらいの水場ですが、冷たくてとても美味しかった。 

りんどうの丘を過ぎるとアケボノの木も増えてきます。

↓たくさん見ても飽きの来ないアケボノ
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11:54 来ました、嫌だった象岩トラバース
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ここで休憩しながらも戸惑っていると、高価そうなカメラを持った方が追いつかれました。
「カラビナなくても、ワイヤーにしっかり持っていれば大丈夫ですよね?」と聞きました。
「今日は雨上がりでもないから、滑らんよ」と心強い助言をいただき、難なくスルーできました。
カラビナで固定しながらの場合、渡るのに時間がかかってしまいます。
そのため怖さを感じる時間が長くなって、その意識が植えつけられて残ってしまうのだと思いました。
 
    ↓象岩付近からの小積ダキ(今回パス)
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12:15 米岩展望
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何度もハシゴやロープ場を渡り歩いたところで、20人くらいの団体さんが登ってこられました。(年配の方が多かったような・・失礼しました)

最後の方(腕を前に組んで歩かれていた方なのでたぶんベテランガイドさん)に「今からですか?」話しかけると、今朝大阪からフェリーで別府について、来られたとのことで、下山は早く下れる宇土内谷コースとのこと。
「ここからきついですから頑張ってください」と言うと、その方は「ここからが楽しいんですよ」と。

そう言われて、目から鱗が落ちたと言いますか、とても嬉しくなりました。
まさに仰るとおり、これが登山の楽しさなんです!

その後下っていると、まだまだ険しい坂は続いていました。
みなさん凄い体力の方ばかりでした。
 
↓12:45 気持ちのよい森を歩いて徒渉場に近づきます。
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12:46 祝子川徒渉ポイント  全然問題なし。イメージ 34
 
ふと時計を見ると13時前5分、13時までに戻ってきたかったので、少し走ります。
こんなときは、よくこけます。(後から考えると)
やや豪快にジャンプして前方から岩めがけて転倒します。
両膝と肘を打撲とスリ傷が・・・かなり痛いですが、折れてはいないようです。
明日の17サミッツは無理かも知れんというくらいの痛さでしょうか。
転倒がなくても、この険しい登山で足腰とつま先が痛くなってました。

13:04 大崩山登山口に戻ってきました。
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とても楽しい時を過ごせました、ありがとう大崩山。
 
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登り:2時間53分(徒歩2時間45分)(地図帳4時間10分)
 大崩山登山口  (07:55)→15分(27分)
 大崩山荘    (08:10)→12分(22分)
 祝子川徒渉P  (08:22)→49分(72分)
 袖ダキ展望所  (09:11)→22分(40分)
 中ワク塚付近  (09:33)→39分(44分)
 上ワク塚付近  (10:12)→ 4分(40分)?
 りんどうの丘分岐(10:16)→32分(40分)
 大崩山山頂   (10:48)
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下り:2時間 7分(徒歩1時間55分)(地図帳2時間50分)
 大崩山山頂   (10:57)→20分(33分)
 りんどうの丘分岐(11:17)→ 5分(40分)
 りんどうの丘着 (11:22)
 りんどうの丘発 (11:25)→29分(52分)
 象岩トラバース (11:54)→21分(25分)
 米岩展望    (12:15)→31分(59分)
 祝子川徒渉P  (12:46)→18分(30分)
 大崩山登山口  (13:04)
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同行者: 単独
[総 時 間]  5時間 9分(8時間56分)
[総歩行時間]  4時間40分(7時間50分)
[総歩行距離]  12.3キロ(沿面距離)
[累積 標高]  1437m
 
【感想】(ほとんどを前回のコメント引用)
1.登山口から森に入り素晴らしい登山道、徒渉後は険しい急登の連続でとても
  登り応えがある。
2.袖ダキ展望所での岩峰の眺め、中ワク塚での絶景を鑑賞できた。
3.りんどうの丘からは上ワク塚、中ワク塚が一望できて最高の休憩場所でした。
4.周回後半の下りは、ハシゴが10回以上現れて山の険しさを語っている。
5.祝子川の水位は前回よりも低く、問題なく渡れた。
6.山頂は狭いわけではないが木が少し邪魔をしており、景色を堪能することは
  できなかった。
7.反対側から周回する人もいたが、そちらの方が険しいだろう。
8.心配していた象岩は雨でなければ、カラビナなしでも滑らずに渉れる。
9.今年も派手に転倒、どうも無事に周回とは行かない山である。
10. アケボノツツジって本当に可愛い花ですね。
 
【評価】
■歩き易さ ★★★☆☆ 3点 
  とても険しい山で、膝や足を痛めたり怪我をする可能性があります。
■虫蛇蚊蜂 ★★★★☆ 4点
  暖かくなってきたせいか少しずつ虫が出てきた。
■眺  望 ★★★★★ 5点
  荒々しい岩峰、自然が作り上げた風景が素晴らしい。山頂からはイマイチ。
■爽快さ  ★★★ 5点
  森歩き、徒渉、険しい岩登り、りんどうの丘の景色、気持ちよく
  楽しめた。後半の下りも人が少なくてよかった。
■総  合 ★★★★★ 5点
  これほど楽しさが凝縮された山が他にあるだろうか。
  それくらい素晴らしい、また来年も是非行きたい。
 
※靴:HOKA ONE ONE Stinson Trail
  ◎トレッキングシューズ
  ○トレランシューズ
  ×ジョギングシューズ
 
※ストック なし
  登り:岩場や急登が多く邪魔になります。
  下り:ハシゴや滑りやすいところも多いので使う場所が少ない。

↓下山した後は祝子川温泉には入らずに、竹田市の温泉へ 500円
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↓ボリュームのある鶏ももから揚げでスタミナ補給 360円?? 
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のんびり休憩もできるよい温泉でした。
しかし足の痛みと疲れはとれません。

そしてこの後は、明日の17サミッツのために長者原へ向かうのでした。