午前9時の天候は まだまだ穏やかでした
お休み明けは 枯葉が散り散りになっています
箒とちりとりは 朝の玄関掃除の必需品
 
手早く掃き掃除をして 3日目のイベントのスタートの準備を整えます

 

遅れまいと 時間を守ってくださるお客様に とても感謝いたします

なので、 オープン前には余裕を持って お掃除などのお店の準備を整えます

 

10時のオープンの時 うさぎの穴の玄関前は どこから舞ってきたのか?

枯葉ばかりどころか、ひどい荒れようとなってしまいました

 

冬が来るのですね

春から 緑を生い茂らせていた木々は 次の春の準備のため2023年度の葉を落とします

 

私は 犬や猫などの 動物愛護ではなく、 どちらかというと 自然愛が高いため

こんなにもの枯葉の多さに ひどく心を落とすことなどは 微塵もありません

がっかりするよりも、 愛おしい と感じます

まるで 幼い赤子がおもちゃで乱した部屋を見るようです

 

あれあれ 可愛いなぁ

です。

 

Instagramで 時々ですが、外国の赤ちゃんたちがペンキまみれ?なのか チョコレートまみれ なのか? 小麦粉まみれ? なのか、部屋をとてつもないほど乱している画像を観ますが

ニコッと 笑っちゃうんですよね

 

 

ですが、 その可愛さも 3歳に達すると 

「 何やっとんじゃぁ〜 !!!! 」 ですね

三子の魂百まで ですから 

3歳の子には基礎的な分別を身に付けておきたくて 怒鳴りますね爆笑

いや、 かなり怒鳴ってきた物申す

 

 

その怒鳴り散らしてきた さいとう家の三人 の中の姉妹は うさぎの穴のスタッフとして働いています

店長 である 長女 実夢(みゆ)

うかのみたまの神 である うづらのかみの うづらマスターです

最近は 植物との会話が すこぶる楽しいようです

料理も 調味料の塩梅を うづらの うるちゃんに聞いて ぴったりの塩梅を拵えます

 

次女 笑楽 (みらの)

うさぎの穴の 縁の下の超力持ち です

私、の後継として決定しています

 

 

うさぎの穴 は オープンして3年目の冬を迎えます

おかげさまで 本当に おかげさまです

10:00開店〜18:00 または 20:00 閉店 というとても健全な営業時間ですが

店内の様子は もはや スナック 状態です

アルコールの無い スナックです

 

身の上話 恋愛話 仕事の愚痴 夫婦関係の悩み 病気や怪我 

子育ての事 人生の事 

巷のスナックで繰り広げられる 会話が 一宮町931−4 うさぎの穴で繰り広げられています

 

知らないお客様同士 テーブル挟んで  「 せやな 」

「 うんうん  そうだよね わかるよー 」

なんとま 人間味あふれる うさぎの穴カフェです

 

 

 

 

込み入った 話はできるこのお店

お客様から こちらのアメブロに記した 内容について 感動してくれたことを伝えてくれました

そのブログは 何も要らない というタイトルのブログです

深くは 書き記さなかった ブログです

 

「実はこんな経緯があってね」 と、語ったストーリーに

お客様が 目を真っ赤にして聞いてくださったので

その経緯を書き記そうと思いました

 

パートナーのPurinさん

歳は 私より9つ上です(現在61歳)

彼には娘と息子が居ります(息子は さいとう家長女と同級生)

彼は 奥様とは死別をしております

長男を産んでから すぐさま 胸の異常にきづき その異常は乳癌という診断をされ

闘病の末 長男の小学入学前に他界しました

 

今 私は Purinさん宅にて一緒に住んでいます

数年前に籍に入れたと同時に一緒に住み始めました

2008年からお付き合いを始めていまして お互いの家族はとても良好的な関係を築いてきました

お母さんのいない Purinさんのお子さんに 私ができることといったら ご飯くらいしかありません

彼の家で台所を使わせてもらって ご飯を拵える

その程度しか できていません

ずーっと ずーっと 今日まで

「Purinさん家族を大切していたい」(亡くなった奥様と子供たち二人 と Purinさん)

その気持ちに 微塵の曇りもなく

奥様の痕跡が残っている数々の空間を 私は 自分の痕跡を残すまいと しておりました

それは 二人の子供の行く末を見ることができなかった 奥様の気持ちを 私なりに リスペクトしていたのが 本当の本音です

成人したとはいえ、二人の子供達のためにも 私ができる100%の思い遣りとは

「形を崩さないこと」  でした 

だから 一緒に住みだしてからも 自分の私物は ほとんど持ってきておりません

さいとう家805号室に95パーセントの私物があります

私は 私物が手元にない生活でも 何も不便ではなくて

Purinさんの自宅が 私の私物がない状態で 保たれることにとても喜びがあったのです

私ができること 私がしたいこと は 「 形を崩さないこと 」

「 親子の絆を壊さないこと 」 それは 微塵の曇りもなく心からできる 私がとてもやりたいこと だったのです

その経過何年も経ち

私は 相変わらず の日常を過ごしています

なるべく 「触らない」 という日常を過ごしています

 

その姿を見続けてきた Purinさんは

私のことを 心の底から想ってくれているから

私のために 私とのこれからのために 新しい住まいを準備してくれたのです

 

 

次の住まいは Purinさんからの100%の想いが 形となった 住まいというギフトです

とても大きなギフトです

その大きなギフトに1パーセントの 誰かのおかげ は要らないのです

誰かから引越し祝いでのお品 は 不必要なのです

 

これまでの経緯をこうして記して、

それでも 何か お祝いをしてきたら

それは とても無神経な行為だと 私は 断罪します

そんな気持ち ありがたくも無く ただの自己満足 自己顕示欲

と、 お客様と語りました

 

 

そのお客様は その意味が とても理解できたようです

「私もそう思います」 と言ってくれました

 

100% のおかげさま は

とても大事にしたいです

誰かしらの 水を差されるようなことが無いように

純粋に完璧なものは 完璧でありたいです。