米軍のホテルで働いていた20代前半の頃の事 2
まず初めにこのストーリーは、自分の記憶に基づいてなるべくそのまま書いてしますが、 "多少事実と異なる事が有るだろう事はお許しください"。 ホテルは治外法権なので入り口には常に米兵が門番として立っていて、IDcardが無いと中に入れませんでした。 レストランには、一般の(?)兵隊、将校クラスの人、将校の奥様、日系アメリカ人、時々どう見ても日本人のおじさん(少し怪しげな)、アメリカ人の医療関係者等の人たちが来ていて、一種独特な、それでやっぱりアメリカ人特有の明るさのある社交場のような(特にディナータイムは)雰囲気でした。 テーブルの案内は昔からずっと居ると思われる60歳位の女性の日本人のアシスタントマネージャーがしてました。その人の英語はどう聞いてもカタカナ英語でしたが流暢な英語を話すスタッフよりお客い様に理解されていたのが、スタッフの皆が不思議に思い、また面白かった。私は二年位飲食関係のアルバイトの経験があったせいか、半年ほどで黒服になりちょっとしたリーダー格でした。そんなウェイター達の楽しみはテーブルを受け持つと貰えるチップでした。私はディナータイム専門だったので、一つのテーブルで(一人から三人)2ドルから5ドル程で、平日は3,4テーブル受け持つと10ドル位になり、土日は5,6テーブルで多いときは一晩30ドルを超えることもあった記憶があります。そんな時は仲の良いウェイター3,4人で六本木へ行きディスコやちょっと洒落た飲み屋で遊んで飲んで朝帰りが定番でした。今思えば青春真っ盛り。そんな日々が半年ほど過ぎたころ、レストランで働いていると今までと何か違う空気感が私の近くに漂い始めました。それがその後の私の人生に大きな影響を与えることになる二人の存在でした。一人は私がお客様に料理を運んでいる時、気が付くと近くにいる金髪細身のウェイター(ちょっと雰囲気がほかの人と違う美男子)。二人目は、ベンディングマシンでタバコを買っていると必ず遠くからじっと自分を見つめる、年上のよく言えば江戸っ子風、または少し怖い感じのおじさん。 つづく#ホテル#美男子#青春