オルタナって…なに?ってずっと思ってたやつのためのブログ | 風間観察日記 2

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精神安定剤日記

子供の頃

ドライヤーが怖くてしょうがなかった

 

元々色素の薄かった自分へ
「おまえ、髪の毛染めてるだろ」

 

と毎回言ってくるアホ先生がいた

 

 

疑われるということが

 

子供心に
そして大人になってもどれだけ影響してくるのか
アホ先生や大人は知らないんだろう

 

髪が染まらないように
なるべくドライヤーをしないですごした
使っても冷風という冷たい少年時代だった

 

 

 

「kamihikouki」(紙飛行機?日本語でよくね?)
という楽曲をお勧めされた

 

 

その歌いだしが

 

「濡れた頬にあたる風は
冷たく慰めてくれはしない
わかっていた 君のことはすべて
だけど 目をそらしてた」


という歌詞で

 

これは絶対ドライヤーの唄だ!

 

あの頃

ドライヤーの風と

先生の冷たさから目を逸らしていた俺か!

 

と思ったのだ。

 

ドライヤーからでも曲を作れるなんて
作曲って無限か。

 

 

送ってきてくれた文章に
「オルタナティブです」

って書かれていた。

 


これが恥ずかしい話、

オルタナって言葉よく聞くんだけど
全然知らなくて

 

ずっとサンタナ地方でやってる音楽かなんかだと思ってたから

ググった

 

 

「既存のポップ・ミュージックの概念を打ち壊す」という意味


wikiから。

はぁ。


「現在の商業的な音楽や流行音楽とは一線を引き、
前衛的でアンダーグラウンドな精神を持つ音楽シーンのことである。」


なるほど。ぜんぜんわからん。


まあそう考えると
「ドライヤーの唄」というのは
かなり前衛的なんだろう。オルタナだ。

 

 

サビも前衛的で

 

「紙飛行機をとばすように
簡単に君に届けばいいのに
そんなこと考えながらいつまでも
なぜか 昨日?
(聞き取れなかった)待ってた」

 

 

髪の毛が乾かなくて昨日悩んだんだ


という内容のサビ。

オルタナしてる。

 


ただ、

安易にサビに四つ打ちとか持ってくると
前衛的じゃないと思うので

オルタナの精神から離れるのでだめ

 

それじゃあ
既存のポップ・ミュージックの概念を打ち壊せない

 


総評:ちゃんとドライヤーで乾かしてから寝ないと髪が痛む

 

 

涼感アクアリウム / kamihikouki

 

名前が一番ドライヤーっぽい…

マイナスイオンでてそう

 

 

 

 

 


PS

心が痛い


自分のことはわかってる
だいたいのことに否定的な人間だから
だいたいの音楽を本当はいいと思っていない


なんでもかんでも否定してしまう


こうやって送ってきてくれるものに対して
いいところよりも
よくないところの方が
本当は耳にも目にもつく


そういう自分が嫌だから
自分の中のネガティブを
考え方ひとつでポジティブに変えれたらと思って
文章を書いてるんだけど


嘘を書いてるつもりはないのに
なんだか心が痛い


この曲が
絶対ドライヤーの唄じゃないからだ

 

嘘か


ドライヤーの唄じゃないとして聴く
そのまま聴いてると
ふぅんってなってしまう

耳を素通りするというか


もしもこれがオルタナだとすると
ポップじゃない

 

つまり大衆から離れるわけだから
わからない人にはわからないのだろうか

 

変わりものすぎると人は受け付けれないし
似たようなものは右から左へ流れていくし

 

たくさんたくさん音楽がある中で
それでも前衛的なものを作るというのは難しい

 

でも
前衛的であろうとする気持ちは
やっぱり大事だ


聞いたことあるような音楽って言われたくない

 

まあ聞いたことあるような音楽なんだろうけど。

 

 

 

なんでもかんでも否定するのやめたい


これじゃ冒頭にでてきたアホ先生と
なんにも変わらない

 

否定されて育ってきたから
否定する人間になったのだろうか

 

誰も育てられない
自分も成長しない

 

自分の中の常識で
人を測ってるつまんないやつになる


できればもっと
いろんなものを好きだとか言いたいけれど

言えない

 


好きなものは
本当に少ない