こんにちは爆  笑

 

これまで、塗装について、塗料の種類、塗装面の調整方法の話をさせていただきました。

 

最後はいよいよ実際の塗装の話をしますビックリマーク

 

まず、塗装方法には、三つの方法があります。

 

・スプレー

 

・はけ塗り

 

・ローラー塗り

 

ですねニコ

 

まず、気候の注意点ですが、気温が5℃以下の時、もしくは湿度が85%以上の時は、

 

塗装作業はやめましょう。

 

次に重ね塗りの注意点ですが、下層が十分に乾いてから行いましょう。

 

できれば、各層の色を変えると、重ね塗ったところがわかりやすいといったコツがあります。

 

スプレーを使うときは、塗装面に対して直角に保ち、

 

吹き付け幅の1/3を重ねるように吹いていくのがポイントです。

 

最後に、前回素地調整で言い忘れていましたが、

 

コンクリートに塗装する場合は、きちんと乾燥させてから塗装してください!!

 

夏期で21日以上冬季で28日以上経ってから塗装しましょう。

 

こういったポイントは、きちんと定められたもので、試験でも出題されます。

 

頭に入れておいて、皆さんがDIYする時の参考にしてくださいキラキラ

 

今回で塗装のお話はおしまいです!!

 

SHO

こんにちは。

 

今日は前回からの続きで、構造の範囲から「風圧力」のお話です。

 

前回は「速度圧」を説明しました。

もう一つの風圧力を求める要素、「風力係数」を説明していきます照れ

 

風力係数とは、建物の形状よって変わる係数になります。

具体的には次の式になります。

 

風力係数外圧係数内圧係数

 

はい、また聞きなれない言葉が出てきましたねキョロキョロ

外圧係数と内圧係数です。

 

建物に外部から風荷重が加わると、「外から押される力」と「内部からの圧力」が両方生じます。

外圧係数とは、この外と中の力のうち、「外から押される力」の割合のことを言います。

内圧係数とは、この外と中の力のうち、「内部からの圧力」の割合のことを言います。

 

この外圧係数から内圧係数を引いた値が風力係数なんですね。

 

先ほど建物の形状によって変わるとお話しましたが、

平成12年建設告示1454号によると、風向建物形状部位閉鎖型開放型などから判断するとありますので、建物の形状によって変わってくるということなんですね爆  笑

 

このように求めた風力係数速度圧の二つによって求まるのが

風圧力ということになりますニコニコ

もう一度書いておきますね。

 

風圧力速度圧×風力係数

 

はい、これで風圧力の説明まで終わりましたねグラサン

 

 

次は最後の地震力の説明に入って行きます!

 

 

meo三毛猫

こんにちは爆  笑

 

前回は、どんな塗料がどんな材料に合うのか?

 

また、逆に向いていないのか。というのを勉強しました。

 

今日は、どのように、下地を処理しておくと、より塗料がきれいに塗れるのか。

 

この下地処理のことを素地調整といいます。

 

塗装前に、素地面を清掃したり、凹凸がある場合は、平らにしたり、

 

穴があいていたらパテで埋めたりする作業のことですチュー

 

では、具体的に見ていきましょう。

 

まずは、木材ですが、汚れを除去するのはもちろんですが、

 

節に節止めを塗ったり、穴をパテで埋めるのも大事なことですねビックリマーク

 

次に、コンクリートについてですが、まずは十分に乾燥させることがポイントですねひらめき電球

 

あとは、木材と同じように汚れを落とすこと、そして、コンクリートの場合は、

 

穴や割れを埋めるのにせっこうかプラスターを使い、乾燥後に研磨して平らにしますキラキラ

 

最後にですが、同じように汚れを落としますが、鉄の場合は、油類の汚れには、

 

溶剤を使って洗浄することができます。

 

錆もきれいに落とすことを忘れないようにすることも大事ですね!!

 

ここまでは、DIYで使いそうな材料に関して話しましたが、

 

試験に関してお話しすると、

 

亜鉛メッキ面に関しては、塗装前にエッチングプライマーの塗布する。

 

アルミニウム面には、酸化被膜処理を行うといったことも出てきますあせる

 

きっちりおぼえておいてくださいキラキラ

 

SHO

こんにちは。

 

気が付けば1月も半分が終わりましたねびっくり

インフルエンザも流行っていますし、体調に気をつけて下さいね!!

 

 

今日は環境設備の分野から「温熱要素」のお話です。

 

温熱要素とは何かと言いますと、私たちの体が「熱い」、「寒い」と感じるている感覚のことを言います。

 

具体的には環境側人体側の2種類の要素から成り立っているんですニコニコ

 

環境側の4種類の要素を「温熱4要素」と呼び、全て合わせた6要素を「温熱6要素」と呼びます。

 

ではまず温熱4要素から説明していきますね照れ

 

 

温熱4要素(環境側)は、

気温、②湿度、③気流、④放射熱

から成り立ちます。

 

 

①の気温は、文字通り私たちが普段よく使う温度のことですね。

温度が関係するのは当然とも言えそうですね爆  笑

 

②の湿度は、これも普段気にする湿度ですね。

特に夏場はジメジメ感が大きく関係してきそうです。

 

③の気流は、空気の流れのことをいいます。

温度の異なる空気があれば、気流が生じます。

 

④の放射熱(周壁面温度)は、床暖房などの輻射熱のことを言います。

温度の高い物体から低い物体へと電磁波のかたちで熱が伝わる現象のことなんですね。

 

 

次に残りの2要素(人体側)ですね。

 

温熱要素(人体側)は、

代謝量、⑥着衣量

から成り立ちます。

 

 

⑤の代謝量は、人が活動することによって発生する熱量のことをいいます。

スポーツをすれば体は熱くなりますよね。
 

⑥の着衣量は、これも名前の通り「服」が関係してくるものです。

着ている衣服の断熱性能で変わってくるんですね。

 

以上の6要素を温熱6要素と呼び、様々な他の指標にも使われています。

 

次回はこの温熱6要素を使用した温熱指標を説明したいと思いますグラサン

 

 

meo三毛猫

こんにちは口笛

 

最近、器用な方が増え、DIY(do it yourself)が流行っていますね。

 

理由は、自分好みに仕上げたい、コストを削減するため等...

 

僕も設計事務所時代、コスト削減のため、お施主さんの家を

 

みんなで塗装しました。

 

それでも、建築士の端くれとしては、材料に適した塗料の基本ぐらい押さえておきたいですねてへぺろ

 

まずは木造に合う着色塗料として代表的なのはオイルステインビックリマーク

 

その代わり、他の材料には適していません。

 

その他には、クリアなもので、ウレタン樹脂ワニス、クリアラッカーがあります。

 

コンクリート・モルタルに適しているのは、アクリル樹脂エナメルですね。

 

これは逆に、木部には不適です。

 

その他、合成樹脂エマルジョンペイントもコンクリート・モルタルに適していて、木部にも塗装可能ですが、鉄部には不適ですニヤリ

 

次に、鉄・亜鉛メッキに適しているのが、合成樹脂調合ペイント、フタル酸樹脂エナメルですね音譜

 

これらは、コンクリート面には適しません。

 

また、これらは防水、防湿、防錆、素地の保護等様々な目的よって使い分けられます。

 

試験にも出ますし、ワンランク上のDIYを目指す人には、覚えておく必要がありますねグッド!

 

次回は、塗装作業の注意点、留意点についてお話します。では...

 

SHO