慢性的な膝関節痛の方で
「痛くなりそう」で怖い
と言う訴えをよく聞きます![]()
「今、痛みはありますか?」
「今は痛くないし、ここまで
痛みなく歩いてこられました」
「でも、痛くなりそうで・・・」
このような会話をよくします![]()
なかなか再現性のない痛みと
向き合うのは難しい理由に
「脳や神経」による痛み
疼痛抑制の機能低下
&
痛覚の過敏
があります。
これにより
通常では痛みにならない刺激も
痛みになってしまうことが
問題となります![]()
ここまでは、
いつもの話しですが
これを理解するため
今日は
根っからネガティブ
脳の曖昧さについて
脳は痛みを
感覚的側面と感情的側面
この2つでとらえます。
感情で捉える理由としては
快楽は種を保存するために
性欲や食欲に与えられます。
不快は命を守るために
危険な場所から逃げるためです。
私たちは
不快な場所や行動を
経験して学習することで、
危険なことから逃げられます
不快な情報を
積極的に取り入れて
安全な場所を確保して
食事をする![]()
ネガティブな情報を
取り入れることが命を守るための
本能としてあります![]()
つまり、人間は根っから
ネガティブ野郎
です!!
慢性膝痛の患者さんは
歩いて痛みを感じた!!
この経験から危険な行為は
しないほうが良いと判断
してしまい、
歩くことに否定的
な感情になってしまいます![]()
そして、
痛みの探索行動も特徴で
私たちは野次馬反応が
働きがちです。
急に「逃げろ」って
言われても
どこに逃げたらいいか
わからないですよね??
危険な場所を確認することで
ここは危険だから
こっちに行こうと判断する
基準が出来るわけです![]()
川が増水して流される人や
危険な事件に巻き込まれる
理由はこれらに当たると思います。
なので「痛みがあるはず」
となると、歩いている最中に
「痛くないかな??」
「ここが痛くなるかな?」
と痛みを探索することで
「やっぱり痛い!!」
「歩くのは危険」
歩き=痛み(危険)
危険な行為だから、
たくさん歩くのは危ないと
回避する判断をします。
わりと物事に集中していたり
お買い物している最中には
痛みがないことがあるのも
特徴的です![]()
そして、
今は痛くないけど
こんなこと出来ない
また痛くなりそう![]()
と今痛くないものにも
痛み不快な感情を巡らせます。
私たちは
いろいろな側面からの情報
を集めることで
偶像をつくりあげてしまいます。
↓絵の中心を見てください↓
この絵を見てみていると
三角形が浮かび上がってきます。
例えば
「隣のクラスのa君って怖い人」
「a君はカツアゲしてる」
と聞くと
a君は実は存在しない架空人物でも
隣のクラスに行きたくないですよね?
周囲の情報から
自分にとって都合の良い
架空の物体を作り上げます。
痛みを感じた過去から
痛い未来も
痛くない未来も
まだ分からない状況
少なくとも
運動療法や薬物療法で
今より良くなることが
統計でわかっていたとしても、
過去の経験から
「膝が痛い私」という
偶像の未来を描いてしまいます。
しかし、意外と旅行する時は
痛くなく行けた!!!
なんて人もいますよね![]()
そして、帰ってきてからは
「たくさん歩きすぎたから」
「また膝が痛いです。」
たしかに
普段歩いてない人がいれば
そりゃ痛くもなるだろう
とは思います![]()
こうした
脳の曖昧さやネガティブは
仏教の世界でも
一の矢、二の矢と
いう法話があります。
一の矢は
「膝が痛い」
とい事実
二の矢は
「また痛くなる」
「どこにも出かけられない」
と言って、
起きた事象から
思いを巡らせて
起きてもいないことに
ネガティブになりがちです。
これは私たちでも
一の矢
「上司から怒られた」
二の矢
「次やったらクビになる」
「周りの人から評価が下がる」
こんな感じです!
きっと「あーわかる」ってやつ
ですよね![]()
しかし、
これを巡らせて思考を
ネガティブな二の矢、三の矢と
どんどん膨らませると
鬱になってしまうので
注意が必要です💦
今に注目することが
私たちにとっても
大切ですね!!!!
