デジタル簡易無線のポジションは実に微妙な位置にあるようで、
本家?というのか、アマチュア無線愛好家からの流れが強いようで、
そのアマチュア無線というのは、無線用語がかなり難解である
その難解な用語を用いての交信となるわけだから、当然素人には理解出来るはずもない

だがしかし、
昨今では、そのアマチュア無線家達も、デジタル簡易無線の立ち位置を、
自分達なりに理解をし、アマチュア無線とは別の、
デジタル簡易無線としての在り方を考えているようだ

その一つが、前述のような専門用語についてである
アマチュア無線では当然のように使われていた専門用語を、
デジタル簡易無線では、出来るだけ使用をせず、
素人(レジャー層、一般業務層)参入に合わせた通信を心掛けるみたいな?

要は、小難しい専門用語を使われたら意味わかんね!
という状況を出来るだけ作り出さないように、先輩の立場から改めるという流れ
日常的に使われる言葉を使い、専門用語は出来るだけ避ける
相手に伝わってはじめてその意味を成す
これはとても良い心がけというか、さすがその道のプロと関心をした

とはいえ、
まだまだその理想は遠く、実際に交信のやりとりを聞いていると、
ん?と意味のわからない用語や、
適切ではなさそうな言葉のやりとりがまだ聞こえてくる
また、本人が専門用語を使用しない方が良いというスタンスを持ちながらも、
やはり慣れ習慣というか、どうしても自然と使ってしまうアレコレがあるようだ
ま、そこをとやかく言う必要もないので、これに関しては余談程度でいい

レジャー層、業務使用層、アマチュア無線家の遊び、
そして、純粋にデジタル簡易無線からのスタート人、
それぞれにバックグランドは違えども、上手く活用をされれば、
これも一つの楽しみになるなと感じた