桜の見ごろが過ぎ去って、
惜しみながらもどこか安堵してしまうのは
なぜなのだろう。
たぶん、何かの盛り、全盛期と呼ばれる時期というか
その状況に落ち着かない性分なのだと思う。
失って、また何かを得て、それもきっといつかは失う。
その繰り返しで60年近くまで生き延びてきたわけだけど、
さあ、これから自分は何をする?求めようか?
みんな、自分と同世代の女性たち(まあ女性にこだわる必要もないか。男性も含めよう。)は、そのへんどうなんでしょうかねえ。
さて、わたくし、少し前にも書いたのですが、
いろいろ経過を辿りまして、大腸内視鏡検査を受けました。絶対に拒否りたい検査ナンバー1か2あたりだったのですが、おとなしく受けました。しかも短期間の間に2度も。
すっごく大人になった気分なのです。
こんな私でも乗り越えられた!という達成感。
これは、2年前に受けた骨髄穿刺という検査の時にも感じました。ちょいマイナーな怖そうな検査もきちんとこなせて、大人としての面目を保てたな!と。
抗がん剤点滴の針を刺してもらうたびに、
薬が全部落ち切って針を抜いてもらった瞬間にも
それはありました。
病気はイヤだけど、自己の成長を確認させてくれる
ありがた~い存在なのかも?と
思い直しているところであります。