飲食店ランチ崩壊か!?
こんばんは!
最近ブログをおろそかにしている大城です。
本日は午後に、昔から仲良くさせていただいています地方銀行行員さんがごあいさつに来ていただきました。
転勤だそうです。
えっ!とびっくりしましたが、銀行は約3年くらいで転勤しますので、別段珍しい話ではありません。
宮城県を中心とした地方銀行なので、転勤先も宮城県。
しかしチョッと遠い場所に行かれるようです。
今後は週末に会うことになりそうです。
さて私が定期的に行っているアンケートを少々お話しいたします。
今回は「ランチ」について。
とうとう私が集計しているランチアンケートにも「不況の波」と申しますか、「ライフスタイルの変化」ととらえるべきでしょうか、変化が現れました。
「サラリーマン、OLがランチで利用するお店」堂々の第1位は・・・
「お弁当持参」です。
不景気で財布の中身が寂しくなったことや、雇用関係もワークシェアリングが台頭し「余暇」が増えた背景もあり、「弁当持参」が1位に。
飲食店さんは、たまらんですね。
ちなみに2位は「コンビニエンスストア」です。
これまた飲食店さんにはたまらない。
3位で「定食、居酒屋」、4位が「ファースフード店」でした。
特徴的なのをいくつか紹介します。
1)「お弁当持参」と答えた方の約3.5割が男性でした。
2)相関関係として、お弁当持参の方のランチ予算は500円以下でした。(当然ですよね)
3)コンビニエンスストアを利用者は予算よりも「早さ」や「距離」が選択の決め手になりました。
4)「健康やヘルシー」のキーワードは相変わらず低水準で横ばいでしたが、「ボリューム(量)」は減少傾向に。健康志向の一環ととらえられます。
その他色々ございますが、ここで私からワンポイントリリーフ。
1)お弁当持参の方はあえて追いかけない。
選択の理由は「節約」です。
この層のお客様を「どうにかしたい!」と思考している時間がもったいないです。
ワンコインランチという戦略もありますが、あえて行わないことが賢明です。
理由はワンコインランチも過当競争に入っているからです。
無理して参入する必要jはありません。
自店のイメージとターゲットをもう一度確認してください。
2)「早さ」を追求する。
コンビニを選択した方の予算は「1,000円以内」が多数を占めます。
これはもったいない!
サラリーマンなどは「制約された時間内」で食事をとることになりますので、食事を提供するスピードを早めましょう。
調理時間そのものよりも、メニュー構成を改めることが速度を上げる秘訣です。
また隣にコンビニがある飲食店は、「弁当」を売ってみるのも面白いです。
是非、自店の現状と照らし合わせてみてください。