先日 会社の関係のパーティーで
久しぶりに再生医療をサポートしていただいた関係者の皆さま方と
お会いすることができました。
昨年お会いした時にも 真っ先に
「お母さんの具合はどうですか?」と気にかけていただきました。
今回も母の最近の様子を気にかけていただき
本当に優しい心遣いに感謝です。
再生医療は日々進化しています。
母にも新しい方法で再チャレンジをしてみたらどうか?と
勧めていただきました。
なかなか都会に母を連れて行くことが難しくなってきている状況を
思うと前に進む1歩がでません。
このブログを立ち上げた頃は
「復活大作戦」が現実になる!と信じていました。
だけど、少しづつ 病状が進み
家族として厳しい現実を突きつけられると
諦めたわけじゃないけれど・・・・・。
今の現実を受け入れているというのが事実なんだと思います。
再チャレンジして、そこからの生活の再生が今の状態では
難しいかなあ。
再チャレンジしたら、根気よく母をサポートしなければ
なかなか結果が伴わないような気がする。
実際、家族がどこまで寄り添えるかを考えると
なかなか難しい・・・。
再チャレンジ⇒生活を徹底的にサポートする施設まで
作っちゃったら
劇的な進化を遂げるような気もするけど・・・・。
それって漠然と思っているだけですが・・。
グループホームを立ち上げた人に理由を聞くと
「身内が認知症やアルツハイマーになったとき、
自分が納得する施設がなかったので作ってみました」って人が
結構います。
私も弟も母をお願いする施設を決める時
「理想の施設 作ってみる?」なんて話をしたし。
実際に理想を掲げて立ち上げても、なかなか思うどおりにはならないようだけど・・。
まさに理想と現実のギャップです。
私に莫大な資金があったら・・私が理想とする施設を作り上げてみたい!
なんてことを思ったりするけど
その理想の施設が母にとって、よい所なのか?なんてことはわからないのだ。
でも、でも
母のことを身内のように心配してくれる人達がいるってこと
本当にありがたいです。
心から感謝です。
更新をしないまま、早1年が過ぎようとしています。
としちゃんの近況は・・・。身体は元気です。
アルツハイマーの状況は進んでおります。
グループホームの生活や環境にはすっかり慣れ、
会いに行ってもあまり帰りたがらない様をみると、としちゃんにとっては
居心地が良い場所になっているのか?または
もうそんな思考回路を持たなくなってしまったのか??
最初の頃に比べて、わがままを言うようになったというのは
やはり慣れたのじゃないかなと思いたいです。
そして、私たち家族もグループホームのとしちゃんが
当たり前になっている日々です。
最初は寂しそうにしていた父も、自由気ままな生活にすっかり慣れてしまったようで
それはそれで、娘からするとさみしい限り・・というか
夫婦ってそんなん??なんて思ったり。
二人を離したことで、としちゃんは 「お父さん=自分の夫」という
感覚をすっかり無くし・・・としちゃんに会いに行く父は
張り合いがなく・・会いに行っても 全くの他人 誰?この人
みたいな対応される父を見ると 私も切ないですわ。
それが病気とはわかっていても、何十年も連れ添った相方を忘れてしまうなんて
本当にアルツハイマーってやつは恐ろしい。
これを思うときりがないわけで・・
もちろん、娘の私や息子である弟のこともすっかりわからなくなっているわけで・・
娘の私にしてみれば、母と過ごした記憶はしっかりあるのに・・
母の頭の中の記憶は 真っ白で
としちゃんの人生って何だったのか?なんて思う次第です。
そりゃあ、私や弟をこの世に誕生させてくれただけで有難いことなんだけど
やりきれない思いでいっぱい・・。
だけど、わたしの切ない気持ちは全部自分からみた部分であって
母から観たら・・・どうなんだろう。
現実から逃げたくて、ブログの更新しなかったのかも・・・。
としちゃんの近況は・・・。身体は元気です。
アルツハイマーの状況は進んでおります。
グループホームの生活や環境にはすっかり慣れ、
会いに行ってもあまり帰りたがらない様をみると、としちゃんにとっては
居心地が良い場所になっているのか?または
もうそんな思考回路を持たなくなってしまったのか??
最初の頃に比べて、わがままを言うようになったというのは
やはり慣れたのじゃないかなと思いたいです。
そして、私たち家族もグループホームのとしちゃんが
当たり前になっている日々です。
最初は寂しそうにしていた父も、自由気ままな生活にすっかり慣れてしまったようで
それはそれで、娘からするとさみしい限り・・というか
夫婦ってそんなん??なんて思ったり。
二人を離したことで、としちゃんは 「お父さん=自分の夫」という
感覚をすっかり無くし・・・としちゃんに会いに行く父は
張り合いがなく・・会いに行っても 全くの他人 誰?この人
みたいな対応される父を見ると 私も切ないですわ。
それが病気とはわかっていても、何十年も連れ添った相方を忘れてしまうなんて
本当にアルツハイマーってやつは恐ろしい。
これを思うときりがないわけで・・
もちろん、娘の私や息子である弟のこともすっかりわからなくなっているわけで・・
娘の私にしてみれば、母と過ごした記憶はしっかりあるのに・・
母の頭の中の記憶は 真っ白で
としちゃんの人生って何だったのか?なんて思う次第です。
そりゃあ、私や弟をこの世に誕生させてくれただけで有難いことなんだけど
やりきれない思いでいっぱい・・。
だけど、わたしの切ない気持ちは全部自分からみた部分であって
母から観たら・・・どうなんだろう。
現実から逃げたくて、ブログの更新しなかったのかも・・・。
本日 グループホームへ引っ越しました。
荷物は弟の車に積んで
としちゃんと父 私 お嫁様は歩いてホームへ
父は落ち着きがなく
私たちは段取り良く荷物を片付け
自宅よりすっきりした部屋に仕上がり
現在の部屋は仮の部屋で
しばらくしたら部屋を変える予定になっております。
としちゃんはちょっと疲れのか
きれいに整えられたベットに横たわってました
入院生活を送るような錯覚
そういうふうに思えばいいんだ・・・。
父は私たちが帰る時にも 部屋に残った。
やっぱり、さみしいのか???
なんといっても、徒歩5分
ホントに近い距離
今頃 何しているんだろうか??
としちゃんがいなくなってしまった自宅
父の事がちょっと心配
そして この選択は間違っていなかったのか・・・
葛藤はまだ続くのである。
荷物は弟の車に積んで
としちゃんと父 私 お嫁様は歩いてホームへ
父は落ち着きがなく
私たちは段取り良く荷物を片付け
自宅よりすっきりした部屋に仕上がり
現在の部屋は仮の部屋で
しばらくしたら部屋を変える予定になっております。
としちゃんはちょっと疲れのか
きれいに整えられたベットに横たわってました
入院生活を送るような錯覚
そういうふうに思えばいいんだ・・・。
父は私たちが帰る時にも 部屋に残った。
やっぱり、さみしいのか???
なんといっても、徒歩5分
ホントに近い距離
今頃 何しているんだろうか??
としちゃんがいなくなってしまった自宅
父の事がちょっと心配
そして この選択は間違っていなかったのか・・・
葛藤はまだ続くのである。
今週末 グループホームへの入居がきまりました。
希望していた、家から一番近いグループホーム
歩いてでも行けるところ。
近いだけで決めたわけじゃない。施設の雰囲気も
ほのぼのとしていてよかったし、スタッフの皆様方の対応も気持ち良かった。
だけど、これで本当にいいのか? 入居日が近づいて心がザワザワしている。
自宅にいても自宅ってわかってない。私のことはおばさん
弟のことは自分の子供リストの中から消えてる。
だけど、私たちにしたらそれでも母なのだ。
母の記憶から抹消されても 私たちの母には変わりない
自宅でずっと穏やかに過ごせるのが一番いいってことは
誰もがわかっているはず。
だけど、それが出来ない現実に直面していることも現実
これは家族にしか理解できない事だと思うけど
みんなそれぞれ、心を痛めているのだ。
だけど、いつか決断しなくちゃならないのも現実。
結局、再生医療での復活はできなかったけど
まだまだあきらめてない・・・
母が幸せで過ごせるように
希望していた、家から一番近いグループホーム
歩いてでも行けるところ。
近いだけで決めたわけじゃない。施設の雰囲気も
ほのぼのとしていてよかったし、スタッフの皆様方の対応も気持ち良かった。
だけど、これで本当にいいのか? 入居日が近づいて心がザワザワしている。
自宅にいても自宅ってわかってない。私のことはおばさん
弟のことは自分の子供リストの中から消えてる。
だけど、私たちにしたらそれでも母なのだ。
母の記憶から抹消されても 私たちの母には変わりない
自宅でずっと穏やかに過ごせるのが一番いいってことは
誰もがわかっているはず。
だけど、それが出来ない現実に直面していることも現実
これは家族にしか理解できない事だと思うけど
みんなそれぞれ、心を痛めているのだ。
だけど、いつか決断しなくちゃならないのも現実。
結局、再生医療での復活はできなかったけど
まだまだあきらめてない・・・
母が幸せで過ごせるように
としちゃんにとってなにが一番いいのだろう? しあわせ・・・・?
「おはよう」と毎朝、声をかけると
いつもの笑顔で・・・・
何もかもが としちゃんの頭の中から消えていく、
でも、笑顔だけは 忘れていない としちゃんは 本当にやさしいと思う。
「こうして?」「ああして?」と、指示を出す・・・・
としちゃんは、「これでいい?」「どうするの?」といいながら、がんばる。
「わからない!」「忘れちゃった!」という・・・・けど、
あきらめない としちゃんは 本当にすごいと思う。
あきらめているのは、家族?・・・・・
家族の都合で、あっちに泊まり、こっちに泊まり、
疲れちゃうよね・・・・・・・家族の都合で・・・・・・・・・・
あさ、おはよう!・・・だけで、なにもしてあげてないよね・・・・・
いろんなことしてもらったのに・・・
としちゃんのこと、なにもわかってないよね・・・・・・
笑顔って、本当に大切だね・・・・としちゃん、ありがとう・・・・・・
「おはよう」と毎朝、声をかけると
いつもの笑顔で・・・・
何もかもが としちゃんの頭の中から消えていく、
でも、笑顔だけは 忘れていない としちゃんは 本当にやさしいと思う。
「こうして?」「ああして?」と、指示を出す・・・・
としちゃんは、「これでいい?」「どうするの?」といいながら、がんばる。
「わからない!」「忘れちゃった!」という・・・・けど、
あきらめない としちゃんは 本当にすごいと思う。
あきらめているのは、家族?・・・・・
家族の都合で、あっちに泊まり、こっちに泊まり、
疲れちゃうよね・・・・・・・家族の都合で・・・・・・・・・・
あさ、おはよう!・・・だけで、なにもしてあげてないよね・・・・・
いろんなことしてもらったのに・・・
としちゃんのこと、なにもわかってないよね・・・・・・
笑顔って、本当に大切だね・・・・としちゃん、ありがとう・・・・・・
最近、また少し出来ないことが多くなってきた。
としちゃんの事はみんな受け入れているし、仕方ないって思うけど
問題は父である。
父が全くとしちゃんの面倒を見れない現実。
これが一番のネック
だから、お嫁様に一番の負担がかかる。
仕事で国内出張や長期の海外出張がある弟
留守の間 ショートステイと重なればありがたいけど
ショートステイも 争奪戦になってきている今日この頃
こちらの都合に合わせてショートを取ることが出来ない。
としちゃんが通っている施設が新しく2号店を出店するので
ケアマネさんも、そちらの準備に忙しいのか?
なんか、軽くあしらわれている感じ・・・・。
GWは父がさらに羽を伸ばし、としちゃんが帰ってる時間になっても
家に戻らないことがあった。
弟たちも外出していたので、私のところにヘルパーさんから電話が
私も息子のサッカーの試合で遠方にいたのだ。
まったくもって、父があてにならない。
そんなことがあって、真剣にグループホームの入所を考えるようになった。
以前、家の近くのグループホームを下見したことがあり
その時は 満室だった。
家の近くのグループホームは 父も自転車で通えるし、
会社のそばだし、 もしお世話になるなら 地理的にも
ここがいいなあ・・と思っていた。
今、1室空きが出た。 それも弟がHPをチェックしたら
わかったことで・・
早速連絡をして、日曜日 としちゃんと弟ファミリーが
グループホームを見学してきた。
結論はまだ出てないけど
日々の生活体験が出来るグループホームは としちゃんには
向いているんじゃないか・・
いろんな気持ちが葛藤している。
としちゃんの事はみんな受け入れているし、仕方ないって思うけど
問題は父である。
父が全くとしちゃんの面倒を見れない現実。
これが一番のネック
だから、お嫁様に一番の負担がかかる。
仕事で国内出張や長期の海外出張がある弟
留守の間 ショートステイと重なればありがたいけど
ショートステイも 争奪戦になってきている今日この頃
こちらの都合に合わせてショートを取ることが出来ない。
としちゃんが通っている施設が新しく2号店を出店するので
ケアマネさんも、そちらの準備に忙しいのか?
なんか、軽くあしらわれている感じ・・・・。
GWは父がさらに羽を伸ばし、としちゃんが帰ってる時間になっても
家に戻らないことがあった。
弟たちも外出していたので、私のところにヘルパーさんから電話が
私も息子のサッカーの試合で遠方にいたのだ。
まったくもって、父があてにならない。
そんなことがあって、真剣にグループホームの入所を考えるようになった。
以前、家の近くのグループホームを下見したことがあり
その時は 満室だった。
家の近くのグループホームは 父も自転車で通えるし、
会社のそばだし、 もしお世話になるなら 地理的にも
ここがいいなあ・・と思っていた。
今、1室空きが出た。 それも弟がHPをチェックしたら
わかったことで・・
早速連絡をして、日曜日 としちゃんと弟ファミリーが
グループホームを見学してきた。
結論はまだ出てないけど
日々の生活体験が出来るグループホームは としちゃんには
向いているんじゃないか・・
いろんな気持ちが葛藤している。
またまた ご無沙汰な日々でした。
この間、としちゃんはというと
介護度が 「要介護4」になりました。
今まで要介護2だったのを修正し、要介護3へ
半年後の再調査でいっきに 「要介護4」へ
できないことがさらに増えているきょうこのごろ
というより・・・忘れることが多々ある今日この頃
環境が変わるところでは、父のことすらわからない。
たとえば病院の診察
娘である私にさえも・・
「おばさん、私の隣にいる人は誰?」
隣にいる人は としちゃん夫である。
「えっ??お父さんジャン!」とわたし・・。
「お父さんじゃないよ。私のお父さんは・・・。(フルネームで名前をいうとしちゃん)」
「それが、お父さんだよ」と言っても 違うらしい・・・。
私のことをおばさんというくらいだからねえ・・・。
「ところで、おばさんの名前は?」と聞くので
「フルネームで私の旧姓を言うと」
「へぇ^^ うちの娘と同じ名前だねえ おばさんは・・・。」
だから、むすめだってば(爆
最近、便秘の後に下痢を繰り返すようになったとしちゃん
体重も2月から3キロ減
念のため エコー検査
悪いものはエコー検査では見つからなかったけど
血液検査を行った(腫瘍マーカー
もしも悪い病気でも・・治療は難しいかも・・。
本当なら大腸カメラをやりたいけど、今の状態だと
検査も難しい・・・。
アルツハイマーになってしまうと、それ以外の病気の治療は
かなり難しい。
本人がまず、治療ということをわかっていないのだから・・・。
検査結果が問題なければいいんだけど・・・。
この間、としちゃんはというと
介護度が 「要介護4」になりました。
今まで要介護2だったのを修正し、要介護3へ
半年後の再調査でいっきに 「要介護4」へ
できないことがさらに増えているきょうこのごろ
というより・・・忘れることが多々ある今日この頃
環境が変わるところでは、父のことすらわからない。
たとえば病院の診察
娘である私にさえも・・
「おばさん、私の隣にいる人は誰?」
隣にいる人は としちゃん夫である。
「えっ??お父さんジャン!」とわたし・・。
「お父さんじゃないよ。私のお父さんは・・・。(フルネームで名前をいうとしちゃん)」
「それが、お父さんだよ」と言っても 違うらしい・・・。
私のことをおばさんというくらいだからねえ・・・。
「ところで、おばさんの名前は?」と聞くので
「フルネームで私の旧姓を言うと」
「へぇ^^ うちの娘と同じ名前だねえ おばさんは・・・。」
だから、むすめだってば(爆
最近、便秘の後に下痢を繰り返すようになったとしちゃん
体重も2月から3キロ減
念のため エコー検査
悪いものはエコー検査では見つからなかったけど
血液検査を行った(腫瘍マーカー
もしも悪い病気でも・・治療は難しいかも・・。
本当なら大腸カメラをやりたいけど、今の状態だと
検査も難しい・・・。
アルツハイマーになってしまうと、それ以外の病気の治療は
かなり難しい。
本人がまず、治療ということをわかっていないのだから・・・。
検査結果が問題なければいいんだけど・・・。
月に一度の病院の日。
診察室ではとしちゃんはいつも新鮮。
「としちゃん、ここはどこかわかる?」先生の質問に
「病院だよね?」
おっ、わかるじゃん~。
「だけど、わたし今日が初めてだよ。」
いえいえ、もう2年近くお世話になっておりますが・・・。
先生は女医さんで、本当に親身になっていろいろなことを聞いてくれる。
だから、私はいつも先生に甘えてしまって、愚痴る。
でも先生は嫌な顔ひとつせず、「大丈夫だよ、みんな家族でよくやっているよ」と
励ましてくれる。ありがたい・・。
今日は病院が終わったら、そのまま2泊3日のショートステイ
父と私ととしちゃんと3人でショートステイ先へ(いつものデイサービスの場所だけど・・・
3階の部屋に通され、準備ができるまでホールで待機。
そこには、数人のお仲間がテレビを見ながらくつろいでおりました。
ニュージーランドの地震のニュースを見ていたら
職員さんが 由紀さおり歌のDVDを流そうと、テレビとの接続に
悪戦苦闘しておりました。
すると、お仲間のおじいさんが・・
「なにやってんだぁ~ テレビが見れないじゃないか!」突然怒り出した。
職員の人が「ごめんね~ ちょっと待っていてね」となだめるも
怒りが収まらず・・
「何をやってんだあ~!」とさらに激怒
するととしちゃんが
「何って、このお姉さんは お仕事してんだよ!」と反撃した。
素晴らしい!間髪入れずに 突っ込んだとしちゃん。
びっくりした! 言ってること間違ってないし、状況もあってる!
おじさんはとしちゃんの発言におとなしくなった。
職員の人が「としちゃん、ありがとうね」と言ってくれた。
デイでも正義感は強くてすごく助かっているそう。
人との争いが大嫌いだから、もめごとがあると
丸く収める方向にもっていくらしい。
すごいぞ、としちゃん。
そう母は昔から、ひとの悪口を言わない人だった。
争い事が大嫌いで、誰とでも仲良く付き合う人だった。
病気になっても、できることが少なくなっても
母の本質は変わっていないんだ。
それがすごく嬉しかったし、私も見習わないとって思った。
だけど、ショートステイの意味がわかってなかったから
私たちと一緒に帰りたがっるとしちゃんをみて
胸が痛かった。
今の家は自分の家という自覚はないし、今の私のことは
娘だと認識できないことが多いけど
だけど、家族だと無意識に思っているんだね。
これから、できないことがたくさん増えて
もしかしたら、一緒に暮らせなくなる日が来るのかもしれない。
そんな時が来たら、としちゃんとバイバイできるのか?
ショートステイで帰りたがるとしちゃんを置いて帰るってことになんだか
切ない気持が胸にこみあげて
すごく、悪いことしているみたいに思えた。
帰ると伝えることができずに、
「先生の話を聞いてくるね」と嘘をついて、父と私は
帰ってきたので、そのあとのことが心配になったけど
ケアマネさんから、としちゃんの元気な様子を聞いて
安心した。
その時のことは忘れちゃうけど、瞬間の感情はちゃ~んとまだ持っているんだね。
診察室ではとしちゃんはいつも新鮮。
「としちゃん、ここはどこかわかる?」先生の質問に
「病院だよね?」
おっ、わかるじゃん~。
「だけど、わたし今日が初めてだよ。」
いえいえ、もう2年近くお世話になっておりますが・・・。
先生は女医さんで、本当に親身になっていろいろなことを聞いてくれる。
だから、私はいつも先生に甘えてしまって、愚痴る。
でも先生は嫌な顔ひとつせず、「大丈夫だよ、みんな家族でよくやっているよ」と
励ましてくれる。ありがたい・・。
今日は病院が終わったら、そのまま2泊3日のショートステイ
父と私ととしちゃんと3人でショートステイ先へ(いつものデイサービスの場所だけど・・・
3階の部屋に通され、準備ができるまでホールで待機。
そこには、数人のお仲間がテレビを見ながらくつろいでおりました。
ニュージーランドの地震のニュースを見ていたら
職員さんが 由紀さおり歌のDVDを流そうと、テレビとの接続に
悪戦苦闘しておりました。
すると、お仲間のおじいさんが・・
「なにやってんだぁ~ テレビが見れないじゃないか!」突然怒り出した。
職員の人が「ごめんね~ ちょっと待っていてね」となだめるも
怒りが収まらず・・
「何をやってんだあ~!」とさらに激怒
するととしちゃんが
「何って、このお姉さんは お仕事してんだよ!」と反撃した。
素晴らしい!間髪入れずに 突っ込んだとしちゃん。
びっくりした! 言ってること間違ってないし、状況もあってる!
おじさんはとしちゃんの発言におとなしくなった。
職員の人が「としちゃん、ありがとうね」と言ってくれた。
デイでも正義感は強くてすごく助かっているそう。
人との争いが大嫌いだから、もめごとがあると
丸く収める方向にもっていくらしい。
すごいぞ、としちゃん。
そう母は昔から、ひとの悪口を言わない人だった。
争い事が大嫌いで、誰とでも仲良く付き合う人だった。
病気になっても、できることが少なくなっても
母の本質は変わっていないんだ。
それがすごく嬉しかったし、私も見習わないとって思った。
だけど、ショートステイの意味がわかってなかったから
私たちと一緒に帰りたがっるとしちゃんをみて
胸が痛かった。
今の家は自分の家という自覚はないし、今の私のことは
娘だと認識できないことが多いけど
だけど、家族だと無意識に思っているんだね。
これから、できないことがたくさん増えて
もしかしたら、一緒に暮らせなくなる日が来るのかもしれない。
そんな時が来たら、としちゃんとバイバイできるのか?
ショートステイで帰りたがるとしちゃんを置いて帰るってことになんだか
切ない気持が胸にこみあげて
すごく、悪いことしているみたいに思えた。
帰ると伝えることができずに、
「先生の話を聞いてくるね」と嘘をついて、父と私は
帰ってきたので、そのあとのことが心配になったけど
ケアマネさんから、としちゃんの元気な様子を聞いて
安心した。
その時のことは忘れちゃうけど、瞬間の感情はちゃ~んとまだ持っているんだね。
あっという間に2月になりました。
としちゃんは・・・。今年に入り 急に進んだ気がします。(病気が・・・
いままでは ゆるやかに後退だったのが
最近は目に見えて後退
1年後がどうなるのか?予測がつかない今日この頃
漢字を思い出したことが うそのよう?
今はもとに戻って カタカナ
家の中ではトイレの場所がわからず(そんな難しくないはずなんだけど・・
ケアマネさんも言ってましたが・・
デイでも今までわかっていたトイレの場所がわからないみたいで
毎日連れて行ってもらうようになったそう。
体は元気です。風邪とも無縁だし・・・。
介護度が3に上がったので 最近はショートステイにも行きます。
なんていっても、頼みの綱だった お父さんがぁ~
頼りなくなって お嫁様はとしちゃんとお父さんをダブルでサポート
ほんと 頭が下がるよ。
先日も今後のことを話してきたのだけど
まだまだ大丈夫! って言葉を聞いて
泣きそうだったよ。だって 娘の私だって投げ出したい気持ちになるのに
「おかあさんには自分の子供が小さい頃から面倒みてもらって
助かったから できる範囲でやるだけのことはやりたい・・・。」って
そんな言葉をかけてもらえるとしちゃんは 幸せだと思う。
本当に私もうれしく思う。
このままの状態をキープできたら・・・。
今はそう願うしかない毎日です。
すっかり更新もご無沙汰です。
今年はどんな1年になるのでしょうか??
皆様方にとって素敵な1年になりますように・・。
としちゃんですが
私達との期待とは裏腹な日々を過ごしております。
お正月恒例 みんなでお祝いしましたが
としちゃんにはお正月があまり良く分かってない模様。
それでも、御馳走をみんなで食べしばし 盛り上がりました。
その晩は 私たち家族も泊まったので、久しぶりにお風呂
湯船につかったとしちゃんは 気持ち良さそうでした。
背中を流し、髪を洗いながら・・
私は切なくなりました。 母との日々を想い出し
ちょっと涙が出ました。
あんなにしっかりしていたのに・・とか
あんなに仲良しだったのに・・とか もう戻れない日々を
思い出し 今の現実に悲しくなりました。
人と比べても仕方のないことだとわかっていても
しっかりしていた母の記憶が どんどん昔の記憶になっていく現実
あのころが幻だったんじゃないか?って思えるくらい。
何が原因でそうなってしまったのか?とか 頭の中でぐるぐる考えても
仕方のない事なのに・・・。
母の人生は幸せだったのか? そんなふうに考えている
どんどん、出来ることがなくなってきて
今年はどんな変化が起こるのか??
お風呂からあがった としちゃんに・・・
「先生が上手に入れてくれたから 本当に気持ちよかったよ。ありがとう」
感謝する気持ちは残っているんだ・・。
でも 私の事はもう記憶にないのだね。
今年はどんな1年になるのでしょうか??
皆様方にとって素敵な1年になりますように・・。
としちゃんですが
私達との期待とは裏腹な日々を過ごしております。
お正月恒例 みんなでお祝いしましたが
としちゃんにはお正月があまり良く分かってない模様。
それでも、御馳走をみんなで食べしばし 盛り上がりました。
その晩は 私たち家族も泊まったので、久しぶりにお風呂
湯船につかったとしちゃんは 気持ち良さそうでした。
背中を流し、髪を洗いながら・・
私は切なくなりました。 母との日々を想い出し
ちょっと涙が出ました。
あんなにしっかりしていたのに・・とか
あんなに仲良しだったのに・・とか もう戻れない日々を
思い出し 今の現実に悲しくなりました。
人と比べても仕方のないことだとわかっていても
しっかりしていた母の記憶が どんどん昔の記憶になっていく現実
あのころが幻だったんじゃないか?って思えるくらい。
何が原因でそうなってしまったのか?とか 頭の中でぐるぐる考えても
仕方のない事なのに・・・。
母の人生は幸せだったのか? そんなふうに考えている
どんどん、出来ることがなくなってきて
今年はどんな変化が起こるのか??
お風呂からあがった としちゃんに・・・
「先生が上手に入れてくれたから 本当に気持ちよかったよ。ありがとう」
感謝する気持ちは残っているんだ・・。
でも 私の事はもう記憶にないのだね。
