先月、父が他界しました。



家の前から見渡せる瀬戸内の海が大好きな父でした。



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書こうかどうか迷ったのですが、忘れたくないこと、きっと大切なことがたくさんあると思い記しておきます。

 






訃報を受けたのは夜中でした。

ここ数日の容体から覚悟はしていたものの、奥底から溢れる感情に瞬間的に蓋をしました。




「くろせんせ、どうしよう。何も感じられないよ。わたし変だよ。」



自分が崩れるのを防ぐためのココロとカラダの防衛手段だったのかもしれません。

知らせを聞いたらきっと泣いてしまうだろうと覚悟していたのとは裏腹に、何の感情も感じることができなかったのです。




ココロもカラダもグッと硬直して、初めての感覚に頭だけは冷静に働いていて。
夫の手を握りながら「これはヤバい気がする」と思ったその瞬間・・・







ペルたん「うゎあぁああーーーーーぁん!!!!!!」


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普段は夜泣きなどしないペルたんが突然泣き叫び始めたんです。

グッスリ眠っているペルたんの横で、特にうるさくしたわけでもないのに、突然。





それはまるでママが出すことのできない悲しみを代わりに外に出してくれているようでした。

泣いているペルたんを抱きしめることで、硬くなった私のココロが少し柔らかくなり、涙が少しずつ出てきました。







そして実家に戻り、父と対面したその瞬間、やはりガマンしていた悲しみと涙が溢れ出し

ペルたんを抱っこしたまま父に縋り付いて泣き崩れたその瞬間・・・






ペルたん「うふふっ」


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もうこれ以上はないほどの可愛らしい笑顔で笑ったんです。






ペル「ママ、だいじょうぶだよ。おもいだして。」




少し前にペルたんに言われたことを思い出しました。


▶︎「しぬことは、かなしいことじゃないんだよ。」






赤ちゃんは私たちが思っている以上に周りのエネルギーを感じ取っている。

そして自分の役割をよく分かっています。


少なくとも私はペルたんのこの泣き・笑いによって大きく救われたのは確かです。








 

ここ数ヶ月の壮絶な痛みを手放した最期の父の顔は本当に、本当に安らかで、その顔を見た瞬間に全てを包み込むような仏さまになったんだと思いました。

  

  

人は死ぬ時、生きてきた間に溜めた膨大なエネルギーを手放し、遺された人たちに手渡すのだそうです。

聞いた話ではそのエネルギー量は25mプール×529個分の水が一瞬にして蒸発するほどだとか。

 

  


私もたくさんのものを受け取り、そして見送ってきました。


  

  

この半年の間に身近で大きな生と死を体験し、とてもとても濃い半年でした。 

誕生と死って、一見真反対のようで、表裏一体というか、ものすごく共通することが多いことを知りました。








生まれてくる前の胎児は神のような状態で、ものすごいパワーを持っていて、自分の思うように生まれてくることができるといいます。



人は死ぬことを受け入れた時、神仏と同じ力を持つことができ、自分の思うように死ぬことができるといいます。

 




神から人になり、また神に還っていく。

なんだか『いのち』というものの壮大な力を感じずにはいられません。







お父さん、ありがとう。


ペルたん、ありがとう。



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困ったような顔をすると父にそっくりなペルたん。

ずっと父と一緒にいられるような気がしていますハート






  

 





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