「手当て」というと、一般的に思いつくのは病気やケガを処置すること。薬をぬったり包帯まいたりして治療することですよね。
ではなぜ「手当て」と呼ぶのか知ってますか?
「手当て」とは読んで字のごとく「手」を「当てる」ことが語源になっています。
思い出してみてください、お腹が痛いとき、頭がいたいとき、無意識に痛い部分に手を当てたりしますよね?これは決して無駄なことじゃないんです!
手を当てることによりその手の温かさが徐々に伝わって痛みが和らぐこともあります。
これはヒトが本来持っている自然治癒力が体温の熱によって活性化したり、触れて刺激することにより手が発してる「気」のエネルギー交換が起こることによって癒しのプロセスが起こる、というものです。
・・・すごくないですか
手当ては石器時代の絵にも描写されてるし聖書にも載ってるほど古代から行われてきたれっきとした療法なんです。
この話初めて聞いたときは感動しちゃいました。
私はこのお正月の休みに実家に帰ってたんだけど、風邪をこじらせて気管支炎になってしまいましてどこにも行けずコタツで寝てました
そしたらおばーちゃんが「背中さすってあげよ。」って私の背中を疲れるまで擦ってくれたんです。ホントは逆じゃないといけないのにね。。
スゴイ気持ちよかったです。心があったかくなりました。おばーちゃん私よりマッサージ上手いんじゃ!?って思ったほど。
不安なとき好きな人の手を握ったりして心を落ち着かせたり
泣いている赤ちゃんがお母さんの手を当てると泣き止んだり。これをもとにタッチセラピーと呼ばれる手法ができ乳幼児の健康法として一般化されたりしてます。
好きな相手、信頼している相手にしてもらうことによってよりプラスの心理効果もあるんやね
人の手によるケアがマッサージチェアとは比べものにならないくらい気持ちいい理由がここに。