久しぶりにブログを書きます。


今までの記事は、思うところあって、いったんすべて閉じました。機会があれば、過去の治療経過などを振り返っていきたいと思っています。


病気休職から1年と少し、6月から復職しました。3週間に一度の分子標的薬治療に加えて、認知症の親の介護もあり、時短やリモートワークもしながらの復帰です。


休職中の業務の進展は劇的でした。特にデジタル化が進んでいます。おもしろくも、慣れるのに時間がかかっています。


上司からの期待になかなか応えられず、日々、厳しい環境にさらされていると感じます。


病み上がりなのに、担当の9割が新規業務、急な欠員で業務量2割増し、それになかなか追い付けないで、時に失敗する自分。病気だからと容赦ありません。


仕事が遅い、デジタルコミュニケーションの取り方に問題あり、部下に仕事を押し付けるな、もっと部下をまとめろ、などと、皆の前で上司にお説教をくらいました。


それを見て、小バカにしてくる同僚もいますが、さりげなくかばってくれたり、助けてくれたり、愚痴を聞いてくれる同僚もいます。


地獄と天国を行ったりきたりな気分。


でも、いいこともあります。


自分がされた嫌なことは、部下や後輩にはしないようにしようと強く思うようになり、物の言い方にすごく気を付けるようになりました。


また、自分が起こしたミスは、部下や後輩が起こしやすいミスでもあるので、未然に防げるよう、教訓として伝えています。


自分は、打たれても、打たれても、何度でも起き上がる、起き上がりこぼしだ。


落ち込んでも、不思議と早く復活できます。

でもその分、気力と体力をすごく使います。


治療と介護と仕事の両立を目指して、笑顔で、明るく、実直に、気長にやっていきます。


免疫力を落とさないためにも、おおらかに構えていきます。