入院生活 同室のイマイさんとカワチさん① | 卵巣癌と診断されて

卵巣癌と診断されて

2021年6月に卵巣癌と診断。ステージ1C3期。2人の子供(6歳、4歳)を持つ40歳ママです。同じ悩みを持つ方の参考になればと思い、発覚から治療までを記録します。

入院生活🛏

 

 

術後、ベッドで寝ていると

同室の方の会話が聞こえてくる

 

 

私の前のベッドのイマイさん(仮名、60代)

私の隣のベッドのカワチさん(仮名、70代)

 

 

イマイさん

『私の夫は、癌でステージ4だったんです。

 治療法があまりなく、

 癌に効くといわれてることは何でもやりました。

 病院は毎日通院したんです

 通勤するように病院へ通い、色々試しました

 

 そしたら、10年で寛解したんです。

 病院と縁がきれると思ってもみなかったのに』

 

 

カワチさん

『奥さん、それは奇跡だね。よくがんばったね』

 

 

イマイさん

『カワチさんも諦めないでください

 何が効くかはわかりませんから』

 

 

カワチさん

『私は藁にもすがる思いでここに来たよ

 毎朝、病室で目が覚めると

 外をみてるんだよね。

 そしたら、鳥がくるの。

 鳥がこの病気をどこかへもっていってくれーと

 毎日思うんだけど、そうはいかないからね』

 

 

イマイさん

『私の夫は10年で癌が無くなりましたが、

 その後、義母の介護が始まりました。

 去年介護が終わり、

 やっといろんなことが落ち着いたと思った矢先に

 私の卵巣癌が発覚しました。

 

 なんで私がとか、なんで今なんだと思ったけど、

 こればかりは仕方ないですね。』

 

 

盗み聞きですが、、、

 

 

勝手に泣いてます、、、

 

 

2人はその後も会話を続けていますが、

前向きな発言しかなく

最後にがんばりましょうねと言って

ベットに戻りました。

 

 

みんないろんな背景がある

いろんな思いを抱えてここにきているんですね…

 

 

私も頑張らねば