看護師さんが去った後にパパが入室
『大丈夫?』と不安気なパパ
すかさず
『人口肛門は?』と質問
『癒着はなくて、人工肛門にならなかったよ』
よかったーーーーー
本当によかったーーーー
一気に体の力が抜けた
『腫瘍が破裂してたみたい、
痛みもあったんじゃないかって先生がいってた』
え・・・腫瘍破裂ってなに?
『手術中の検査結果では、悪性。転移なし。
ただし、腹水にがん細胞が見つかったから、
ステージは1C3期だって』
1c3期か。
2期か3期と思っていたから、
1期だなんてありがたすぎる
結果を聞いて、緊張がとけたのか
喉にたんが絡んで苦しくなる
『息ができないから、看護師さん呼んで』
とパパに伝えると
『え、どこに看護師さんっているんだろ〜
どの看護師さんに伝えたらいいかな』
とゆっくりと周りをまわすパパ
こっちはあせってるのに伝わってない
イライラして思わず、
『誰でもいいから早く!』と伝える私
ふと手元をみるとナースコールが
あ、ナースコール押せばいいんだ
こういう時のナースコールね…
そこへタイミングよく看護師さんが入ってきて
『面会時間の5分が過ぎたので面会終了です』と
パパ強制退室
パパ・・・
出産の時を思い出した、、
こんな事あったな…
まあいい
ステージ1だったんだ!
人工肛門も回避できた!
不幸中の幸いとはこのことなんだろう。
かかりつけ医、外来の先生、手術の先生、
先生方ありがとうございます。
私がステージ3だと思ってる
かかりつけ医の先生に連絡したい。
大丈夫だったよ、
先生が見つけてくれたおかげと伝えたい。
元気になったら会いに行こう。