タイトルどおり。

今年、我が家にサンタは来ません。子どもたちのクリスマスプレゼントはありません。

すなわち、サンタ代行業の親(わたしと夫)が今年はクリスマスプレゼントを子どもたちにはあげないことにしました。


きっかけはホリデーショップ、という、アメリカの学校で行われる行事でした。


長女、息子の学校でそれぞれある行事で、クリスマスホリデーにむけ、家族へのプレゼントを学校にできるホリデーショップ(臨時のお店)みたいなもので子どもが買うというもの。


アメリカは、ある程度の年齢をいかないと、一人で買い物もいけません。

うちは長女が七歳ですが、七歳もしかり。「はじめてのおつかい」はだいぶ先です、アメリカにおいては。

そんな長女や息子にとっては、貴重な親なし(学校の時間にあるから、他の生徒や、先生、ボランティアの親御さんたちはいるが)買い物の機会。だからこそ、ある程度はお金を持たせ、好きなように、という考え方もあります。それもわかりますが、我が家については、逆です。持たせるお金は、プレゼントの価格幅の最低額×四人(自分以外の家族人数)。こちらにも賛否あるかとは思うけど、夫とわたしが話し合い、長女、息子には話して、(もっと多く持っていきたいよー、友達はたくさん持って来てるよー。と声がなくはないですが)理解を得て、三年前長女がプリスクールに通いだしたときからそうしています。


不憫な思いを、特に長女についてはしてるようです。プリスクールの時こそ何もなかったですが、小学校に通いだしてからは、100ドル近いお金を持ってくる友達もいるよう。


アメリカではプレゼントをみんなで交換し合うとはよく聞きます。

郷にいっては郷に従え、はしたいけど、上を見たらキリがない。

このホリデーショップに限らず、お金についての云々は家族の中での教育の大きなテーマの一つとなりますよね。。

ざっくり言うと、我が家は、まだ今は必要以上にはお金は与えない、を指針にやっています。。


もちろん、ダメ、あげない、の一点張りでは、子ども納得がいかないでしょうから、たくさんお金を持ってくる子がいるかもしれないけど、それはそれでよいのだし、うちは少ないけれど、それは恥ずかしいことではなく、ひやかす子がいたとしても、家族のために選ぶという気持ちが大事だから、気にせずにいなさい、と。



去年、長女は、やはり他と比べたら少ない額ではありながらプレゼントを探していたところ、どうしても次女にほしいぬいぐるみがあった。でもこれを買うと、全員には買えない。でもわたしと息子にあげたいのはあった。しかし、夫にあげるものは買えなくなる。。
悩んだ長女は、結局夫にはなしで、わたし、次女、息子へだけ買いました。

もちろん、夫は責めず、しっかり考えた長女の選択を尊重しました。


でもこれだって、賛否あると思う。

長女が悩んだ過程自体をかわいそうに思う人だっているんだろうし。。



今年は去年のそのことを話し、

もし、どうしてもお金の範囲で足りなくなる、とかあれば、パパやママのプレゼントはなくても、あなたの気持ちは伝わるから、恥ずかしがったりする必要は絶対ないからね、楽しんでおいで、と。


長女は悩みながらも今年は楽しく買えたようです。たくさんお金をもち、袋いっぱいに買い物した友達の話を、すっごかったーポーンと明るく話してくれました。もちろん、本音はもっと買いたかった、とあり、取り繕ったのもあったろうけど、長女のプレゼントを、夫、わたしは喜びました。


次女もまだまだ表現がうまくないですが、あーとー(ありがとう)と言ってました。


ただし、息子は、、、


ダラダラまとまりなくすみません。。

次に続きます。