「クルタレ」という韓国伝統宮中茶菓を姉にもらったのに冷凍庫に入れたまま忘れていた。
実は以前に韓国に行った時に実演していたのを食べたことがあるが非常に歯に付きやすく困ったので、冷凍して食べようと思って忘れていた。
パッケージ
真っ白い糸を巻いたようなお菓子
蚕の繭みたい?
かじると中身があらわれる。
こんな不思議な形をした「クルタレ」は、ハチミツと麦芽の粉を混ぜて熟成させたものを、トウモロコシの粉(コーンスターチ?)をまぶしながら糸状に加工し、最終的には16384本まで増やして中身をくるんだもの。
中身というのは松の実、落花生、クルミ、きなこなどで蜂蜜のあっさりした甘さと、中身の香ばしさがあいまってとっても美味しい。
歯にくっつくのが玉にキズだが…
それではクルタレ職人のパフォーマンスをごらんあれ!
ここまで1~2分の早業だ。
ところで私が気になったのはクルタレのパッケージに書かれた日本語の説明文。
かなりいい加減な日本語であやしさ満点だ。
商品の品質まで疑わしく思えてくる。
『クルタレ(ミツタバ)は王さまと貴いお客さんに愛用されてきた…
ミツとムギュをし”ゅくせいしてつくります。
長人精神でコナをこねてつくる16000スジの?は長寿と健康…』
とあるがミツタバは「蜜束」と想像がつくし、ミツとムギュは調べて「ハチミツと麦芽の粉」、し”ゅくせいは「熟成」と分かったが、長人精神とはなんぞや?
英訳の方を見るとartisan spirit とある。ってことは「職人精神」の誤りか。
それにしても16000スジの?とはなんぞや?「?」って言われてもねぇ…
こんないい加減な説明文を堂々と載せるとは恐るべし「韓国伝統宮中茶菓」っ!