本願寺献菊展 | 奏楽山西光寺BLOG

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浄土真宗本願寺派西光寺(奈良県香芝市関屋)は、早期から檀家制を廃止し、現在は門徒会で護持されています
環境問題へのささやかな取り組みとして超小型モビリティを導入
グランドピアノを常設し地域交流を意識した音楽イベントなども企画発信中

11月は関係寺院への報恩講出勤が4ヶ寺で予定していましたが、3ヶ寺がキャンセルとなってしまいました。

こんな年もめずらしいです(^^;

 

①ひとつめは、ご住職が急病で本年休座とのお知らせ。

②ふたつめは、案内葉書が届かないので問合せたところ寺院役員改選紛糾の影響で来春に延期(今のところ未定)とのこと。

③みっつめは、間接的に本年は勤修されない(忙しいので内勤なさるらしい)ことを知りました。

①②は事情だけに止む無し。

③は当山へ連絡無しの欠勤だったので???という感じです(^^;💦

 

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本年はツワブキが活き活きと咲いています。

歴代さかのぼって誰かが好きだったのか?境内に多くあります。

葉っぱだけのときは茂っても鬱陶しく感じるのに、花が咲き誇ると素晴らしいと認めてしまう(^^;人間(私だけか?)って勝手なものです。。。

 

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ある日の夕刻、庭にて炭を準備し奏でました。

笙はあまり音量(音質?)が気にならないので屋外での練習も◎♬

 

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客殿入口の掛け軸を、高校の先輩・原田伸郎さん(あのねのね)直筆の安穏~にもどしました。

そして、前門さまの『安穏』とコラボキラキラ

 

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9日(土曜日)は日曜学校、隣寺を会所に行われました。

土曜日なのになぜ?日曜学校?という質問たまにあります。

それはキリスト教会の影響、海の向こうのサンデースクール逆輸入版だから何曜でも日曜学校なのです。

多くの真宗寺院にオルガンやピアノがあり仏教讃歌をみんなで歌うこともキリスト教の讃美歌の影響をうけています。

日系移民からの要望で浄土真宗のみ教えが海を渡り、そして、海の向こうの宗教的な慣習が日本に入ってきました。

 

この日の私のお話は海の向こうでお西系の方が作曲された恩徳讃(旧譜)と、お東系の方が作曲された恩徳讃(新譜)が、音楽のチカラでもって東西本願寺でそれぞれひっくり返って定着してしまったエピソードでした。

でもネ、ゲームはカルタなんですよ。

トランプさんトランプスペードもたまにやりますが、やっぱカルタが盛り上がる(^^;日本人。

 

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本日、11日は野暮用兼ねての本山でした。

先発で坊守がラジオ収録ミッションで上山しており、この日は本収録・枠録り・年末恒例の独り喋り収録の三本立て。

 

私のほうは先ず、記念品の発注とお念珠の組み換え。

仕上がりが楽しみです。

 

常例布教のご講師はなんと!

来年度、当山にコンビで出講いただく予定の方アップ

これから放送予定のラジオ(西本願寺の時間)にも出演されています。

昼座の後席のみ聴聞させていただくことができましたお願い

 

この日の本山は念仏奉仕団の日程中で賑わっていました。

 

また”ほぼ”年中執行されている帰敬式の厳かな雰囲気にも出会わせていただけました。

 

秋の風物詩・・・本願寺献菊展

いやはや・・・菊づくり菊見るときは影のひと・・・お見事です。

本願寺は輪灯が菊のあしらいであったり、雀の間の天井絵にも『菊』

『菊』は、『聴く』『聞く』・・・お聴聞のご宗旨です。

美しい菊を観賞して、ますますお聴聞の機会を増やしましょう!!

 

坊守を介して視聴覚教材もレンタルできました。

宏林先生@『お坊さんがゆく!』シリーズの中から拙寺で上映したことのない回をチョイス。

このシリーズは時間が短いので法座でつかいやすいのですCD

 

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本山からの帰りがけに、八尾市にて法務(月参り)

称名お六字お願い

 

釋俊彰真顔