西光寺には生きた狛犬が居ります。
一説によるとパグ犬のルーツはチベット仏教寺院にあるのだとか。
神社や寺院にある狛犬のモデルとされているのがこの犬種だと聞いたこともあります。
そんな理由でのご縁ではないのですが、どこかしら前坊守(母)に似た風貌のちっぷちゃん。
この犬種に共通するところの性格。
おっちょこちょいの慌てん坊、それでいてプライドが高い。
おとなしい性格ですが、食い意地がはっているので食事中のちょっかいだけは要注意。
散歩は季節のよい時分(真夏と真冬は行きたがらない)だけですが、いつも鼻息ぶーぶー、小さいお子さんから「あ~!ママ!豚や~!黒豚!」と指をさされます。
先日、年に一度の混合ワクチン&狂犬病、フィラリア投薬諸々で動物病院へ。
この動物病院の先生とは、私が小学生だった頃とても印象深い出会いのエピソードが・・・それからお世話になり続けています。
それはそうと、稀にですが「実はペットが亡くなりましてお参りしてほしいんです。」という御依頼を受けることがあります。
いっしょに暮らされていたペットは家族同然どころか、へたすると(余計なことを喋らないぶんだけ)人間以上に家族としての絆が強いのかも知れない。←ひしひし感じます。
以前に、あるお宅で「〇〇(←ペットの名前)今頃お父さんとお浄土で一緒に散歩してまっしゃろなぁ」と仰られたことがあって、その場で肯定も否定もできず困りました(^_^;)
だって仏教でいう六道輪廻で犬は畜生道・・・そこから極楽浄土へはいけないことになっています。
「〇〇~今度はとりあえず人間に生まれてこいよー」としか言い様が(^_^;)
ちっぷが最後にひと言「あのなー、人間よりも僕らのほうがよっぽどマシやでー。」
釈 俊彰