ここのところ御門徒からも古文書に関する話題をちらほら耳にしますが、当山にもお役所から宿題がきました。
要は、旧二上村史に掲載されている西光寺文書(さいこうじもんじょ)は今なお現存保管しているか?との確認ですが・・・。
前住は古いものに興味が無い人で、また、引継ぎもなかったので難航しております
先ず心あたりの一箇所を調べていますが、寛文・元禄・文化などの元号を確認できる文書はいくつかあるものの西光寺文書とまったく同じものは見つからず。。。また全体的に虫食いや劣化がみられて解読できない文字も多々。。。収穫は、戦時の供出簿が出てきたこと、現存しないお軸(四幅の御絵伝など)があったはずの資料も出てきました。
秋~冬は公私ともにやや多忙であるため今回はここまで。他にも出てくるかも知れない場所があるので、今後の課題とさせていただきます。
※追記:西光寺文書は無事に発見されました
・~~~~~~~~~~~~・
秋彼岸(19~25日)中は朝9時頃から夕方5時頃まで山門を開放しています。
開閉門の時間は法務などの都合によりキッチリとはいきませんので、そこらへん御容赦くださいませ。
19日(木)彼岸入り日は法縁廟納骨者法要をお勤めしました。
午後2時より本堂にて往生禮讃偈
引き続いて、廟前にて重誓偈
この法要はほとんど参拝者はありませんが、坊守ときちんとお勤めを続けております。
そして、そもそも当山は彼岸参りの依頼はほとんどありません。
きわめて真宗的な地域で、報恩講(お寺でも家庭でも)を中心として一年がまわっております。
しかし、春秋はお墓をさわられることが多く、建碑式&納骨法要・納骨法要、逆に墓じまいなど墓地勤行によせていただく機会の多い一週間でした。
唯一の彼岸参りは大阪市内です。
長居公園の周辺がダダ混みで往生しました←あ、この往生の使い方は仏教用語の誤用です
あるお宅で「住職ってメガネかけるのん?TVで初めてみたよ」と言われました
はい、乱視と近視(0.3ぐらい)と老眼をすべて兼ね備えて三拍子そろっております
ですが、お経はみなくてもおぼえているので、法務のときはメガネかけておりません。そのほうがご門徒の反応がハッキリみえなくて、ある意味、幸甚です(笑)
さいきん新調した老眼鏡1.5☝ショッピングモールで探すと思ったより高かったので、ネット買いしました1980円也。
細かい文字の書面をみるときに世界が違う見え過ぎて気分悪くなるぐらいです。
今月の本堂における予定は、別修永代経などをのぞいて残すところ9/23(祝/月)寺ヨガと9/28(土)めぐみ会定例法座です。引き続きよろしくお願いいたします。
・~~~~~~~~~~~~・
今回は、前回のRENTからもう一曲I'llCoverYou♫(Reprise)
劇中の聞かせどころのひとつですが、ミュージカルや映画でお決まりの手法であるリプライズ。このリプライズは傑作中の傑作です!!前出と曲想がまったく別物なのに、どちらも素晴らしい!!人間的あたたかみが滲み出るのは初演キャストのコリンズで、彼は実際に故ジョナサン・ラーソンのバイト仲間(ダイナー)であったことは有名です。この2008年BWキャストのコリンズも歌唱的にはかなりの好演です
釋俊彰