10歳でした。
6月12日の血尿からはじまり
7月20日には2ヶ月余命宣告
そのあと驚くほどの頑張りをみせて
余命宣告から4ヶ月
2ヶ月程の余命更新をしました。
家に来てからずっとこの子中心の生活で、何をしてあげられるかを毎日模索していました。
5年間という短い時間だったかも知れませんが、この子との5年間は何ものにも変え難い素敵な5年間になりました。
昨日も、もっと長く一緒に居たみたいだと話していました。まるで生まれた時から一緒にいたみたい。
昨日は良く動いて居たんです。
これまでのぐったり感が嘘みたいに手でカキカキして私に頭をくっつけて。
具合が悪いのか、体調が良いのか、分からず。
抱っこしてももぞもぞ。
お膝に置いてももぞもぞ。
多分その時はもう無意識下での行動だったのだろうと思います。
目を見開いて。
少し顔が変わったように思えてました。
そして膝から下ろして毛布の中に入れるともぞもぞが少ししたら止まったので、寝たのかな?と思い見ると
少し口に泡が付いていました。
その後はあまり覚えてないのですが、パニックになってしまい、パパに電話しながら泣き叫んで居たと聞きました。
「お願い!行かないで!帰ってきて!」とずっと叫んで居たようです。
気がつくとパニックになる私をちょうど帰ってきたお兄ちゃんが支えていました。
お兄ちゃんが帰ってくるのを見計らったように逝ってしまったのです。
わが子はもうその後帰って来てはくれませんでした。
天国へ、旅立って行きました。
最後は壮絶な戦いだったと思います。
それでも、とても頑張りました。
痩せこけ目も失明し口からの腐敗臭や鼻血だらけになりながらも必死に生きようとしていました。
今、寝ているような・・・
今にも瞬きして手をカキカキするような・・・
そんな穏やかな安らかなお顔です。
お顔は切なくて写真に収められませんが
生きている時のお顔を載せたいと思います。
もぞもぞ中です。
可愛い我が子の最期の顔。
可愛いです。
その後、夜に病院の院長先生が花束を持って家までやって来て下さいました。
「強かったな!よく頑張ったな!」
と、とても褒めて下さいました。
手足に入れていた鍼灸の針を優しくそっと抜いて下さいました。
誰もここまで頑張れるとはおもっても見なかったらしく、頭を撫でながら本当に偉かったと感心していらっしゃいました。
病院の看護師さん達にも、先生方にも、もちろん院長先生にもとても良くして頂いて
我が子は幸せ者です。
まだ現実か夢かが合致しないようなフワフワしている状態ですが、頑張って受け止めて行きたいと思います。
まだ「ありがとう」より「ごめんね」の方が多い私ですが、前を向いて歩き出せるようにしたいと思います。
それから、このブログにどんな経緯であれ辿り着いて
読んで下さった方々。
沢山のアドバイスをして頂いた方々。
暖かい励ましの言葉を下さった方々。
いいねをして下さった方々。
Yoshiさん、心音さん、ニーナママさん、ラリックさん
本当に本当にありがとうございました。
私1人では乗り越えられなかったかも知れません。
いえ!乗り越えられませんでした。
悩み、行き詰まり、ひとりこの子を抱きしめて謝り続けて居た私は、どうしたらいいのか分からなすぎて泣くしかありませんでした。
どれだけ救われたか・・・
ありがとうございました!
明日は虹の橋を渡るので今日1日思いっきり撫で撫でしてあげたいと思います。
お線香絶やさないように・・・