食料品の値上げが加速し始めました。

7月の1607品目を大きく上回り8月は月間ベースで最多の2431品目が値上げされる見通しだそうで、

さらに秋には8000品目の値上げが予定されているそうです。


というワケで本日は!

値上げしてるけど、値上げ前に買いだめするより大切な話とは?

というお話しです。



この秋から更に値上げされる商品が増えるようですね。

そうなると「買いだめ」したくなるのが人情、とうものでしょう。

しかし、理屈で考えるとそうとも限らない、という事が分かります。


というワケで、まずは値上げされている理由から考えてみましょう。

今回の値上げは「原油価格の高騰」で運送費や包材費、電気料金等が上がり

「円安」により輸入してい原材料が値上がりしています。


例えば「業務用の鶏肉」では

海外産は円安で鶏肉自体の価格が高騰しています。全く同じ鶏肉でも価格が上がります。

国内産も輸入飼料が値上がりしているので、今後は更に値段が上がる事が予想されます。

国内産であっても餌を海外から輸入しているので値段が上がってしまうという事です。


円安、原油高はちょっと落ち着いてきていますが、高止まりしている感がありますね。

つまり「今回の値上げは一過性の問題ではない」と理解した方が良いですね。

海外では更にインフレが進んでいますし、日本でもインフレの傾向が続くと思われます。


というワケで、景気がどうなるかは分かりませんが、モノの値段が上がる傾向は続く可能性が高いです。


という事は、一袋200円の冷凍食品が240円になったとして、それを30袋買いだめする。

30個買ったとて「1200円得をするだけ」という事になります。

1200円でも馬鹿に出来る金額ではないですよ!

しかし、1か月か2か月それで引き延ばしたところで、継続的に「得」が出来る訳ではありませんね。

つまり「一回1200円得して終わり」です。


ではどうしたら良いのか?と言えば「一番の節約は自分で作る」なんです!

それは、、、という方もいるでしょう。


物価の上昇に合わせて給料が上がる方は、値上がりした商品を購入したら良いと思います。。。

でもね「僕も含めて給料が上がらない方」は、この先どこかを絞るしか無くなるんです!


全く買わない、とまでは行かないまでも「カレーはレトルトだけどご飯は自分で炊く」とか

手間と相談しながら、なるべく安い物を取り入れて全体のコストを下げる工夫、が必要ですね。

食べる物のうち、少しずつでも良いので、自炊するものを決めて食卓に取り入れましょう。


最初から「全部手作り」しようとすると、恐らくすぐに挫折してしまいます。

なので「一つのおかず」とか「ご飯だけは炊く」とかね。それで慣れるところがスタートです。


例えば「鍋」などはおススメです。入れる野菜は「キャベツ」や「白菜」「キノコ類」

キャベツなんかは丸ごと買えば長く保存が可能です。炒め物などにも使えますね。

最後は「うどん」でしめれば、ご飯を炊く必要もありません。

味変しやすいのも良いですね。夏なら辛い鍋、冬なら味噌、醤油、塩と何でもありですね。


そういった一品を取り入れて、加工食品に頼る割合を減らすことが長期的な対策になります。

もちろん米や調味料も値上がりますので、大きな得は出来ないかもしれませんが

小さなコトを積み重ねる事が必要になると思います。


鍋の話に戻りますが、鍋はカラダにも良いんです。野菜もたくさん食べられますしね。

野菜、キノコ、骨付きの鶏肉を入れれば、特に出汁をとらなくても美味しく頂けます。


脂はスープに溶け出すので、スープの脂を取ってしまえばヘルシーですしね。

それと、薄味に慣れるチャンスでもあります。塩や醤油などのシンプルな鍋で「素材の味を味わう」訓練をしましょう。

長期的に調味料の出費を抑えられると共に、健康的な体にも一歩近付きます。


というワケで、インフレ対策になった上に、健康にもなってしまう。

今のうちにちょっとずつで良いので取り入れてみるのが良いと思います。


本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました!

次回もお楽しみに~


自炊に食器洗いはつきものです。体と環境に優しい洗剤のお話しはコチラからどうぞ!