お店が成功すると多店舗化を考えるんですけど
これがなかなか簡単じゃなくて思ってるよりも大変なんです
多店舗化する時に大変なポイントと
食べ物への影響についても考えてみましょう
というワケで本日は
多店舗経営の飲食店の選び方について
のお話しです。
飲食店は1年以内に38%が閉店すると言われてます
(いろいろなソースがありますが)
つまり、1店舗でも継続した経営が難しい、と言えるかもしれません。
いろいろな理由があると思いますが
お客様に選ばれる要素のうち、マニュアル化出来ないモノ
例えば、センスや雰囲気、などを他店舗に広げるのは難しい所があると思います。
料理に関して言えば、
全ての店舗で自分で調理するわけにはいかないので
材料、調理、盛り付け、と言ったことをマニュアル化する必要がある。
というコトなんです。
それの何が問題なのかというと
マニュアル化されたモノは、真似も簡単に出来てしまう
細かいニュアンスやセンスまではマニュアル化出来ない
他にもたくさんあると思います。
自分ほどではないが、それなりの腕の料理人をそれなりの給与で店長候補として雇い
特徴のある美味しい料理を、それなりの腕でも再現できるようにマニュアル化する。
味や品質を維持する為には、今までとは別のマネジメントが必要になる。
つまり、本店と、新たに出店した店舗の両方で
味や品質に特徴を持ったまま経営を続けるコトはとても難しいんです。
僕が多店舗展開しているお店を選ばない理由はコレですね。
でもね、メリットだってあるんです
2店舗分の食材を仕入れれば、メニュー作りや価格設定に自由度が増す。
マニュアル化でサービスや衛生面などで安定感が増すケースもあります。
というワケで、ズバリ多店舗展開している飲食店を選ぶポイントは
専門性での差別化を上手く行っているお店です。
例えば
焼肉屋さんが分かりやすいです。🥩
お肉を大量に仕入れるコトが出来ると価格が下がります。
店舗間で在庫の調整が出来るのも価格に反映されますね。
肉以外のサイドメニューも多店舗の方がやりやすいでしょう。
お酒を安く提供できるメリットもあると思います。
焼き肉屋さん以外にもあると思います。
お好み焼きとか沖縄料理等の地方料理、ラーメン、焼き鳥、屋さんなどですね。
地方の料理は食材の仕入れなどは多店舗化により仕入れ効率が上がります。
専門性があったり、メリットが出せるカテゴリーであれば多店舗の飲食店さんも候補に入ります。
僕は多店舗展開している場合は、必ず複数の店に来店チェックします。
料理の味や品質を知りたいのはもちろんなのですが
清潔感等が各店舗でバラバラの場合等は避けてしまいますね。
それと
立地などによりメニューや価格が違う場合もあるので気に入った店を探しますね。
注意点としては
多店舗でメニュー数を維持する為には、加工食品や冷凍食品を使うのが簡単です。
ご存じの通り、加工食品は味が決まってますね。化学調味料も使われています。
自分の店で調理したモノにだけ化学調味料を使わないと、マズく思われてしまうんです。
当然、他の料理にも化学調味料やエキスが使われるコトとなります。
メニュー全体を見渡せば、どの程度加工食品が使われているか想像できますね。
僕が、20店舗くらいまで経営してる飲食店さんを選ぶポイントでした。
次回は、大手外食チェーンさんについて考えてみたいと思います
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
次回もお楽しみに~
前回のお話しはコチラから