最近増えてきたのが、小麦(国内製造)というもの
果たして国内で製造したから安心なのか
材料は国産の素材ではないってことなのか
よくわかりませんね。
というわけで、本日はいろいろな表示についてのお話です。
小麦の輸入量2018年には565万トン
アメリカが50.8%
カナダ31.7%
オーストラリア15.5%
その他2.1%
国産と外国産の割合は
国内生産11.9%
輸入88.1%
というわけで小麦はほとんどが外国産なんです。
改めて表示を確認してみましょう。
小麦粉(国内製造)
この場合、小麦粉をどこで製粉したか、が表示されています。
産地を表す為の表示ではありません。理由は以下の通りです。
原材料のうち一番量の重いモノが
生鮮原材料の場合は産地を表示する。
国産の場合は国産と記載されています。
加工原材料の場合は製造地を国名で表示する。
つまり小麦を加工した加工原材料なので製造地が記載されている。
という事なんです。
ここからは難しいので飛ばしてもOKです
もし原産地が複数の国の場合は
多い順に原産地を表示する必要があります。
例、大豆(アメリカ、カナダ)
3か国以上の場合はその他でくくる事が出来ます。
また、別枠に原料原産地として表示されている場合もあります。
輸入と書かれている場合は国産の材料は使用されていません。
国産と輸入が混ざる場合は重量順に、国産、輸入などと記載されます。
さらにややこしいのは、又は、が使えるんです。
輸入又は国産、と記載することも可能です。
この場合、国産を含む4か国以上の材料を使っているというコトになります。
ここから読んで下さい
というコトは
国産小麦と書かれている場合、国産の小麦が100%というコトになります。
別の国のモノが混ざっている場合は割合順に原産国が表示されますね。
でもね。
重量が1番重くない場合、製造地を表示する必要は無いから
小麦
とだけ書いてあるというわけですね。
かなりややこしいですね。
僕は全ての海外産が悪い、と考えているわけではないのですが
なるべく国産の原材料を使用した商品を選ぶようにしています。
基本的に、輸入の場合は時間がかかる、というコトでリスクがある。
冷凍されてたりとか防腐剤等の添加物が使用されている可能性がありますね。
それと
遠から運ぶためには燃料を使うわけです、つまり環境に悪い、というコト
それも、輸入品を避けたい理由の一つになりますね。
この決まり、既に経過措置期間なので2022年3月末までに順次切り替えられます。
それと、この表示義務は小麦に限った話ではありません。
今後は国の名前や場所なんかも勉強もした方が良いかもしれませんね。
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
次回もお楽しみに